今日は朝から練習試合を行う為に篠山中学校さんへ行きました!
良い天気に恵まれたし、環境も自分達の地元によく似た落ち着く環境でした。練習でずっとやってきている事が試合の中でどれだけ試せるのか?そこへのチャレンジは出来ているのか?そういった事を確認出来れば、と思いました。せっかくの試合を出来る時にこそやれる事ってあると思うし、試合というものをどれだけ有意義なものと出来るかどうか?は勝利するとか負けるとか、そういった事ではない事もちょっとずつ理解をしてくれています。ここの意識変化があれば普段の練習でも意識変化があると思うので、そこへ繋げていけるようにしたいと思います。練習は練習、試合は試合、ではなく全てが繋がるものである事を選手自身が理解してほしいと思います。またそれを理解させたいと思います!
今日も1,2年生共に2試合ずつ篠山中学校さんと丹南中学校さんとさせていただきました!
まずはミーティングをしてからアップをしました。
前回はミーティングばかりに気を取られ、時間の調節が出来なかった2年生だったので今回はそこの反省を踏まえて時間をしっかり計画してやってもらいました。アップも自分達で意味を考えてやる事が出来るようになってきているのですが、2年生がやっている、言っている事の大半は『田中くん(主将)任せ』です。これは脆い事はまだ分かっていません。ですが、今のうちから考えていこうと思っています。このチームは主将や副主将が仕切るという形を目指している訳ではありません。それよりも一人一人が自覚と責任を持って誰が主将かも分からないチームを作ろうとしています。そうでないと意味がないからです。コーチ(大人)に言われるのも、主将という肩書きある人間に言われるのも対して差はありません。その『任せる』という行為は『ただ頼る』だけになるからです。もっともっと一人一人の自覚が必要です。
自分は最近は出来るだけキーパーと関わるようにしています!ちょっとずつですが意味と目的を持ちながらやれるようになってきたキーパーは出来る事が増えてきているのです。成長に寄り添っていけるように自分も出来る事をしていきたいと思います!
今日の2年生のゲームはテーマを『確認』にしていました。
全員が今、練習でもやろうとしている事です。ただ、自分としては『確認』とは物事が終わった後にする事であり、物事をやる前にどれだけの意味を持てるか?のほうが大事です。ですが、テーマを自分達で決めてこだわろうとしている以上は今は口出しをしないようにしています。とりあえず試合をそのテーマでやろうと決めてくれたので尊重しました。序盤から切り替えの速さがしっかりと出ていたし、前向きな姿勢で取り組めていました。ですが、相手は非常にボールを動かすのもうまくて個々も粘り強く良い対応をしていたので結果的にはやられてしまいましたが、少しずつ2年生が試合というものを通して考える、粘り強くやれるという成果は見えてきています。自分はこの学年を『最低ラインからのスタート』と捉えていたので勝手に基準を上げたりするつもりはありません。これまでの、スタートラインを考えた上でしっかりと、少しずつ上げていける事を考えています。いきなり、成果も結果も両方がひっくり返るような魔法はありません。コツコツやるしかないと思います!
1年生のほうも、試合というものをようやく『どういうものか?』と理解してくるようになりました!チームの為に動く、チームの為に体を張る、チームの為に『自分がいる』という事の理解。全員ではありませんが、少しずつその事が分かってきているようです!
目の前の試合をがんばる事が出来るようになってきました。ですが、それは『試合だけをがんばってから』ではなく『日常を変えた』からです。練習態度、練習への取り組み、練習をやる意味が分かってきた分だけ良くなってきたという事です。まだ甘い事には変わりありません。2年生と同様に、スタートラインの低さがあまりにも目に余るものがあっただけに、少し改善されたぐらいで良くなるというレベルには達しません。ですが、日々、良くなりたいと思う気持ちと行動力さえあれば誰だって変われるのです。変わりたい、変わりたいと言葉を出す人間ほど行動には何も出ていません。本当に変わろうと、変わらないといけないと思う人間は行動が変わり、習慣が変わるのです。
1年生も、2年生も、この時期に来てやっと『自分の足で動き始めた』という感想です。
それも一歩ではなく、半歩踏み出した程度。甘い、弱い部分のほうが圧倒的に強いみんなはこの半歩を出したつもりでまた引っ込めます。そんな日々の、葛藤の繰り返しを経て、本当の一歩を踏み出している子、やっぱり戻る子、それぞれです。チームというものはこうした葛藤を繰り返す選手が一人一人育つ場なのです。タイミングはバラバラ。全員が同じタイミングで何かをなし得る事はありません。だから面白く、だから難しいのです。
ただプラスに考えるとすれば『今日という日をきっかけに変化をする子もいる』という事です。全ての指導者が『この一回!!この日!』と全力を傾けて指導をされていると思います。そういう情熱が子供の中の何かを動かさせる事もあります。自分には子供を変化させる、成長させるような大きな力は何一つありません。でも、何かを変えるほんの些細なきっかけを与える事は出来ると思っています。だからこそ、その『些細』な事の『全部の力』を出せるようにしていきたいと思う。そして、選手にもその事が理解出来れば、きっと『インサイドキック』に全てを注げるような選手になってくれると思います。
些細な事を些細な事と思うレベルでは成長しません。自分という人間はその些細な事すら出来ないのですから。。。
当たり前の基準を高くする!2年生が決めたテーマはこのチームの核心を突いていると思っています。だからこそがんばる意味があるはずです!自分の中の『当たり前』が増えていますか?こだわりを持ってがんばっていきましょう!!