10月のコラボ談話室「友になろう!友に戻ろう!」

10月3日(土)、コラボ談話室「友になろう!友に戻ろう!」(話題提供:八木満夫さん )を開催しました。参加者は13名。八木さんは、友には、友達、友、親友、心友、信友などがあり、親友・心友・信友は互いに本音で話せ、尊敬や利他の感情をもっている人を言う。友は、ストレス発散、若返り、認知症予防に果たす役割も大きく、高齢社会を幸せに生き抜くためにその存在は大きいと話しました。そのあと、参加者それぞれの友を紹介・自慢し、友から得られる安心感・満足感・きずなをかみしめましょうと提案。参加者から次のような話が続きました。

幼稚園から高校まで一緒、趣味が花や植物で同じで、年に3回ぐらい会って話す家族のような存在/高校近くの家でよく昼飯を食べさせてもらい、話し上手より聞き上手、会うだけで気が安らぐ友だった/10歳以上年が離れているが、関西に来てからいろいろなところに連れて行ってくれて、関西を知ることができた先輩/若い頃ブラジルに赴任する時に知り合ってから夫婦で付き合っている。相性も良く、共通の話題があり、身辺のイヤなことも言い合える、一番信頼できる友人/20年以上前に地域のサークルで知り合った。上品だけど魅力を備え、「そんなことは問題じゃない」と明るく前向きに生きることを教え、励ましてくれる人/職場でなんでも話し一緒にする仲だったけど、約20年前から音信不通になり、今思えば親友だったかもと思える3歳上の先輩/

子どもの問題で相談したときも「あなたは悪くない」「どうして日本人はそんなこと言うの」と日本人の常識にとらわれないで言葉をかけてくれる20年来のつきあいのあるフィンランド人/互いに障害のある子どもをもち、すべての人を人格ある存在として認め、子どもに何かあったら○○おばちゃんに相談しなさいと言い合っている友/入社後しばらく同じ職場で過ごしたのち数十年間会っていなかったが、癌を患ってから「お前にだけは伝えたかった」と告げて亡くなった同僚/若い頃大嫌いだったけど、「お前はすぐに言い訳する」などと厳しいことを言って考え方や生き方を変えてくれ、今はとことん付き合おうと思っている山の相棒/

そのあと八木さんが、みんなで「○○だから○○さんは素晴らしい」と参加者をほめ、ほめられた人はじっくりかみしめましょうと提案。Aさん、Bさんを次のようにほめました。Aさん:いつも笑顔でしゃんと歩いている/年より若くて見えて元気/色々なことに研究熱心、Bさん:若いのにボランティア熱心/仕事をきっちりやる/美しい
最後に八木さんは、友達の多い人の共通項として次の5つをあげ、友になろう、友に戻ろうと結びました。
1)人を好きになれる人(相手に興味を持つ)
2)人をありのまま受け入れられる人(イヤなことでもポジティブに)
3)いつも笑っている人、楽しそうな人(人が寄ってくる)
4)眼の前にいる人を大切にする人(仕事が入ったときどちらを優先?)
5)感謝の言葉を素直に自然に出せる人(ありがとう、ごめんなさい・・)

八木さんのリードによって、終始笑いが絶えない、充実した談話室になりました。八木さんにはテーマを変えてまたお願いしたいと多くの参加者が思ったことでしょう。

次回の予定は次のとおり。
●と き11月7日(土)10〜12時
●ところ:2階 集会場
●テーマ:「退職後をどう過ごすか−計画と実際」(郡山基彦さん)
多くの人は60〜65歳で退職し、その後の第二の人生をどう過ごすかは大切な問題です。退職を10年後に控えた50代にも関心のあるテーマでしょう。退職後の生活設計に基づいて日本語教師として海外に出かけ、今もやりたいことがあるという郡山さんの話を聞きながら、語りましょう。第1土曜日の朝は、コラボへGO!