10月4日、朝霞市立朝霞第十小学校にて、地域安全マップ作り教室(朝霞第十小学校こどものための会主催)が開催され、協会から研修生も含め6名のスタッフで訪れました。1年生から6年生まで約30名のお子さんと、保護者の方にお集まりいただき、5時間かけて4枚のマップを完成させました。事前授業の時に、「どの班が一番良いマップが作れるでしょうか」という話をしましたが、講評の時に「自分の班が一番だと思う人?」と聞いたら全員が「ハイ、ハイ」と元気いっぱいに手を挙げてくれました。どの班も、本当に良いマップですね。校長先生や教頭先生もお越しくださり、完成したマップは、すぐに学校の掲示板に貼ってくれました。嬉しいです。準備やメールでの打ち合わせなど、ご協力いただきました方々に、深く御礼申し上げます。
【A班】
比較的低学年の多いチームでした。個性豊かな子どもたちが、元気いっぱいにマップ作りに取り組んでくれました。事前学習の時から積極的に意見を言ってくれ、まち歩きの時も「私はこう思う」「いや、僕はこうだと思う」とたくさんの意見が出たようです。一つ一つの調査ヶ所でじっくりと話し合ったため、そんなに遠くまでは回れなかったと言っていましたが、その分、丁寧にまちを観察することができたのではないでしょうか。
【B班】
比較的、中学年〜高学年の子どもたちが多いチーム。担当指導員も発表会で言っていましたが、マップ作りの時のコメント作りにかなり力を入れていました。子どもたちならではの目線でフィールドワークを行い、たくさんの気付きをしてくれたと思います。「これからは普段の登下校の時もしっかりと景色を見たいです」という子どもたちの感想がとても印象的でした。「人」ではなく「景色」を見ることがとっても大切です。
【C班】
こちらも比較的中学年〜高学年が多いチームでした。班の子どもたちの人数も多かったのですが、その分、他の班には負けないほどたくさんのポイントを見つけてきてくれました。発表会では、「マップ作りは思ったよりも大変だったけど、楽しかったから良かった」という感想を言ってくれました。写真もしっかりと撮影できています。「キーワード」を使って実際の景色を見ることで、より深く理解できたのではないでしょうか。
【D班】
1年生〜4年生までのチーム。事前授業の時から積極的だったのですが、まち歩きの際もキーワードをしっかりと理解して「入りやすいから危ない」「見えにくいから危ない」とたくさん意見を言ってくれました。マップ作りも夢中で取り組んでくれ、コメントは早々に書き終えたものの、誰一人として手を止めることはなく、時間いっぱいまで装飾をしてくれました。子どもたちからの「今日は来てよかった」の言葉に、嬉しくなりました。