今日は午後から自分の母校でもある社高校さんへ行きました!!

体育科について聞きたい事があったのが目的でしたが自分が育った場所でもあり、やっぱり何年経っても懐かしい気持ちはずっとあるしこうして指導者の立場としてまた戻ってこれるのはうれしい事だと思いました!

学校に着くとちょうど卒業生でこの社高校でがんばっている光啓くんの出会いました!もう3年生になって進路の事もしっかりと考えてがんばっている話を聞かせてもらいながら自分もがんばる勇気をもらいました!卒業生が増えていくと自分も指導者をして何を伝えられたか?も気付かされます。高校生を観る、接する機会はあまり自分の生活サイクルの中ではありませんし、こういう時に色々良い刺激をもらえるのはありがたい事です。がんばっている目の前の高校生を見て『こういう事を伝えるべき』だという事を考えていきたいと思います!

サッカー部の活動もしっかりと見学させてもらいました!

今日はうちで言うベゼルさんの指導練習会のようなものと同じで専属のトレーナーさんが来てフィジカル強化をしてくださる日だったようで、科学的なトレーニングをされていました!自分が在籍していた頃とは学校全体の景色も変化したのですが、施設だけではなく中の雰囲気もかなり違います。自分の頃は体育科の色が濃くて(笑)、歩いているだけであちこちから『ちわ〜!!!』みたいな大声が常に飛び交っている感じでした(笑) 今はないって訳でもありませんが、随分おとなしくなった印象です。今日が学校内を一周して昔を思い出しながら歩いて散策したのですが、変わっていない場所も多くあったし、そういう所を観ていると自分が人生の中で多分一番がんばったと誇れる3年間の思い出を振り返る事が出来ました。

理不尽な先輩からの嫌がらせ、同級生からのイジメ、学校の中で楽しいと思える時間なんてありませんでした。ですが、サッカーが好きな気持ちだけは誰にも負けなかったし、その思いがあったからこそどんな事からも逃げずにサッカーをやる事だけを楽しみに通えました。またサッカーがあったからこそ、自分は生活習慣も整え、主将に抜擢された事もあってみんなの手本になるようにと朝は一番にグランドへ、夜は一番最後に帰る、という事を姿勢で出しました。そんな全てを懸けた3年間に悔いは一つもありません。

楽しかったと言える時間はほとんどなかったし、苦しかった、しんどかった、嫌だった、って話やエピソードは山ほどあります(笑) 通学の時点で片道20キロ弱あったのですから大変と言えば大変でした。当時は車に乗れないからがんばれたけど、車を運転出来るようになった今ではその距離を自転車で3年間は無理ですね(笑)

でも、そういう日々をがんばり抜いた事は今でも良かったと思えるし、どんな嫌な事からも逃げなかった事が今の自分を支えている気はします。自分が高校生活で自慢出来る事は3年間の無遅刻無欠席と3年間サッカー部でやらされた『フィジカルトレーニング』で一度も基準タイムから遅れた事がない事です。どんなに体調が悪くても、しんどくても、言い訳などせずに常にトップであり続けた事だけは今でも自慢出来る事です。テクニックがあった訳でもないし、すごい選手だった訳でもありません。ですが、そういう嫌な事から逃げなかった事だけに関しては負けなかった人生を送ってきたと言えます。自分がこの母校で学んだ事は多くありますが、この経験という財産は一生ものです。だからこそ、今目の前でがんばっている選手達には今が苦しくてもがんばってほしいと思います。

トレーニング施設もかなり充実していて、自分がいた時よりも数段良くなっていました!

そこで在校生と一緒にトレーニングしました♪ 機械を使ってやるのですが、効果的にやる為に機能を聞いたり、一緒に限界に挑戦したり・・・。久々に追い込む自分が出てきました(笑) 最近はがんばるけど追い込む所までやる事がありませんでしたが、久々に体育科の血が騒ぎましたね(笑) 現役の高校生も一緒になって応援してくれたし、そういう中でやれたのは何だかうれしい気持ちになりました!

もうこの在校生達の倍も生きている自分は若くもないけど、がんばるって事に関しては年齢は関係ないし、いつまでも出来る事です。自分さえ甘えなければ出来る事だし、人に対しての優しさは自分自身への厳しさで決まると思っています。今でもずっと!だから自分は良い指導者になりたいし、その為に自分への厳しさを緩めたりしないように心掛けています。

全身を鍛えられるだけの設備があったので、全部やりました!明日以降、大変な筋肉痛になるかと思います(笑) それでも今を一生懸命に生きるって素敵だと思っているし、自分もそうありたいと思っているからこそ出来る時にがんばりたいのです!

サッカー部もフィジカルメニューがかなりきつそうだったし、目の前で必死になっている高校生を観ていると自分もやっぱり負けたくないって言うか、一緒にがんばりたい気持ちになりました。

高校生年代にしか出来ないがんばり方があるって思ったし、すごくその姿がいいな〜って思いました。自分もそんな時間を共有出来て幸せだったし、また明日からもここに行き着くまでの育成年代との時間をがんばろうと思いました。自分が今すべき事は、こうした素敵な経験をみんなに良い伝え方をしていく事です。まだまだ色々な面で足りない自分ですが、こうした一つ一つの経験をまた大切にしてがんばっていきたいと思います!