「人間の一生は苦しい 孤独な戦いである」(曽我 綾子)

ふむふむ。確かに。。。☆

人生が苦しい・・・不足不満、不安、不快さ、不完全さが

常に或人生が当たり前であり、

所謂「普通の状態」であると感じております。

何もかも満たされた幸せな状態が『普通・当たり前』だと

認識しているあたりが、

全ての間違いの根源であるによう感じております。

またそのような認識違い【わがまま】が、

人生への感謝の念を欠如させ

(つまり人生そのものへの歓喜の念が起こらない)、

真の幸福・悟りへの道を自らの意思選択により、

閉ざしておられます。

肉体(陽・顕界。目に見える物質世界)と

魂(陰・幽界。目に見えないけと存在する世界)を繋ぐ

中間的存在が、『心』というもののような気がしております。

“娑婆の情事”に囚われている私たち人間は、

肉体(外部タンパク質)にくっついている外部器官(五感)から

心に伝わる快楽が、真の幸福であると

勘違いをしているように感じられます。

真の幸福感・満足感を感じる瞬間とは、

まずは自らの魂がダイレクトに感じる快楽・幸福感が、

心に伝わった時なのではないでしょうか。

自らの魂からの声に沿った生き方が出来ている人が、

真の幸福者であり、

外部タンパク質から得られる快楽・幸福感は、

はかなき一瞬の・・・真の幸福者だという幻覚をもたらせる・・・

この娑婆での苦行を、

時々チョット気持ちよく生きるための一種の「麻薬(まやかし)」

のようなものであると私は最近、

そのように感じております。。。