今日は朝から高校サッカーを観戦してきました!!
冬の全国高校サッカー大会の兵庫県代表を目指した熱い戦いが始まっています!今日の結果でベスト8が出揃うという事もあり、会場の熱気はどんどん増していくばかりです。自分は今日は三田学園高校へ行きました。14時からの神戸科学技術高校の試合を見させてもらおうと思っていたのですが、同じ会場で12時からの試合も交流のある高校同士の試合だったので早く行ってそちらの試合も観戦しました!
その試合は神戸国際大学附属高校と柏原高校でした。お互いに応援も迫力があり、選手、チームがこの大会に懸ける思いが伝わってきました。高校サッカーをやっている以上はみんなが『国立』という事を合言葉にがんばってきていると思うし、そこへの道の切符は一枚しかありません。どうやってそれを掴み取るか?本当に努力の全てが集結されたチームだけが勝ち取れるものです。非常に厳しい世界、現実ですがやっぱりこの時間に色々な思いが一つになってぶつかり合う空気はとても素敵で魅力的なものでしたね!
神戸科学技術高校は卒業生の安藤くんが2年生でがんばっているのですが、今回もメンバー入りしていました。プレーをしている姿はもちろん見れたら良いのですが、それよりも自分は『どんな空気(チーム)の中でどのような表情、意識でがんばっているのか?』を見たいから来たので、それがしっかりと見れて良かったです!チームも神戸朝鮮高校の粘りに苦戦しながらも延長戦の2得点で逃げ切り見事勝利しました。良い試合だったし、高校サッカーは独特の熱いものがあるので観ているだけでも本当に楽しいし、自分もがんばらないと!!って思うようになりました。
安藤くんの出場はありませんでしたが、決意の『丸刈り』は見事でした♪・・・・・今日は安藤くんの両親とも一緒に観させてもらったのですが、思い起こせばファルコ時代の時も『格好を気にする前に髪ぐらい切ってでも本気でサッカーをやってみろ!』みたいな話をした事があり、それを一緒に観戦した両親にも相談された頃を思い出しました・・・。あの頃はそんな事をする意味を分かっていなかった安藤くんも、今では自分から頭を丸め、気持ちをサッカーに注いでいるという事です。そこで改めて思ったのは『自分の言葉は伝えたい時には伝わらないもの』だって事です。育成年代を預かっている自分の指導は本当に難しいと思ったし、だけど大切だって思った。こうして先でがんばる選手を観て、『今何をすべきか?』を何度も考えさせられる。卒業生は本当にありがたい存在。だから現役と同じように大切に思う。
安藤くんは今、きっと痛感しているはずです!『自分が置かれている環境は自分次第で変えられる』と。環境のせいにして失敗する人間は腐るほどいる。自分を正当化して何とか奮い立たせようとがんばる人間もたくさんいる。でも、本当に大切なのは自分が今いる場所へ感謝が出来るかどうか?です。関わってくれる全ての人へ感謝が出来れば『周りへの不満』が『支え』に変わる。安藤くんも今、そういう事を感じているような気がします。それが丸刈りって行動になったんだと思います。みんなにしたらたかが丸刈りって思うかも知れませんが、自分が知っている安藤くんは丸刈りにするという覚悟は相当なものだと知っています。だからこそ、何かが大きく変わったんだと思います。教え子に刺激をもらいながら成長していける自分の環境にも、感謝でいっぱいです!!応援している、なんて言葉を使いながら応援されている、力をもらっているのは自分なのです。
ありがたいです!!がんばります!!感謝します!!