10月21日(水)〜22日(木)の日程で、関西学院大学の学生2名と一緒に、再度茨城県常総市に行ってきました。大阪駅から夜行バスに乗り、東京経由で常総市に入りました。まず、先月片づけのお手伝いをさせていただいたお宅のおばあさんに再度お会いしたいと思い、避難されている「あすなろの里」という避難所に向かいました。受付で面会に来ましたと伝え、おばあさんの部屋を教えていただき、無事に再会することができました。「まさか会いに来てくれるとは思わなかった」と感激していただけました。その後、避難所での様子などを別室で少しお話をお聞きしました。そして、昼からはハンドアロマを避難所のスペースで実施させていただけることになり、一旦あすなろの里を離れ、ハンドアロマの備品を購入に行きました。途中、鬼怒川の決壊場所にも立ち寄りましたが、たくさんのブルトーザーやショベルカーなどで復旧作業に取り掛かっていました。

昼からあすなろの里に戻り、学生さんが中心となりハンドアロマをさせていただきましたが、たくさんの避難生活されている方々に体験していただきました。皆さん「気持ちよかったよ」とおっしゃって下さり、ちょっとホッとしましたが、今後の生活再建については、自宅を再建するのか、行政が借り上げてくれるアパートに住んだ方がいいのか、皆さん色々と悩んでおられるみたいで、これからの生活に不安を持っておられる方がほとんどではないかと感じました。翌22日(木)は、被災地の状況を見てまわったり、他の避難所などを数カ所訪問しました。地元の新聞やテレビなどでも被災地の情報はほとんど載っていなくてちょっとびっくりしましたが、10月22日時点でも、避難所は常総市内に6カ所、約300名弱の方が避難生活を余儀なくされており、また、災害ボランティアセンターの情報では、家屋や施設などの泥かき作業もまだ200件のニーズがあるとのことでした。現地の状況をいかに外部に伝えていくことができるのか、我々にとっても大きな宿題をいただいたと思っています。これからも何らかの形で関われればと思っています。