津市民防災大学に行ってきました。

10月3日(土)三重県津市中央公民館にて、津市民防災大学が開催され、例年と同じように「タウンウォッチング&災害図上演習」を担当してきました。午前中は、5つの班に分かれてタウンウォッチングを実施して、中央公民館周辺の地域で災害時に危険な個所や安全な場所などについて地図を見ながら確認していただきました。会場に戻ってからは班ごとに防災マップの作成に取り組んでいただきました。昼食後は、茨城県常総市の水害の事例と災害図上演習の進め方の説明をした後、集中豪雨により近くの安濃川や岩田川が氾濫の恐れがあるとの想定で行ないました。

自分たちが自主防災組織のリーダーとの仮定で、3日(72時間)以内にするべきこと、しなければいけないこと、は何か?班で話し合っていただきました。そして、最後に班ごとに午前中のタウンウォッチングで発見したことや気づいたこと、および、昼からの災害図上演習で話し合われた内容について発表していただきました。例年は南海トラフ地震による津波を想定した図上演習を実施していたのですが、今回は常総市の鬼怒川の氾濫を受け、より身近に考えていただけるように川の氾濫を想定させていただきました。地震だけではなく、川の氾濫も視野に入れた取り組みを、これからも考えていただければと思います。(写真は昨年のものです)