今日は夜は練習でした!!
今日を含めた4回(今日、22日、12月6日、13日)は小学生にも体験参加してもらっても良いという時間にしていました。日中は雨になってしまったので、今日は体育館での練習という事になりましたがそれでも参加をしてくれた子もいたので一緒に2時間トレーニングしていきました。
小学生が入っても今自分達がしなければいけない事は変わらないし、やるべき事は同じです。そのやるべき事を経験から得たみんながいかにして小学生にもうまく伝えていくか?が自分の成長を測れる一つの基準となります。説明できるって事は分かっているという事。それを試す意味でも小学生との関わりは非常に大事な刺激となります。
室内になってくると広さに限界があるので、狭い中でのやる事を考えていきました。ファルコが今しようとしているのは、『粘り強さ』です。一人一人がうまくいかない状況の中でどれだけがんばれるか?がんばろうとするか?をやろうとしています。
この今参加している新人戦では、みんなが自分達よりも強いチームとの試合をする事で、がんばれない、粘れない、という弱さを実感しています。それを経験している上で、がんばる事をやらなければいけません。チームとしてちょっとずつでも良くなっていく為の事を我慢しながらやり続けないといけない時です。うちのチームには色々な部分での我慢が足りません。継続して何かをやる事を苦手な子が多く、自分の都合でやらない子が多い。そんな中でも自分を変えようとがんばる子もいて、それはそれで成果がしっかりと出ているのです。
自分次第で変われるし、変えよう思えば行動も言動も変化していくものです。自分の機嫌の良い時だけやろうとか、がんばろうとか、そういうのは『がんばり』ではありません。自分にとって不都合だと思う時にこそ『がんばっているかどうか?』の真価は問われるのです。
やりたくないけどやってみる。
したくないけどやるしかない。
こういう考え方から入っていかないと変わる事はありません。
プロでもそうですが、後半のロスタイムやラスト数分で投入される選手がいる。
スーパーサブなんて言葉を使われて(本人がうれしいかどうか?は別として)、短い時間で仕事が出来る人がいます。でも、それは『数分しかがんばれる体力がないから』ではなく、『短い大事な時間に集中出来るプロフェッショナル』なのです。元気な時だけ数分だけのスター選手なんて存在しません。目に見える活躍が数分、数秒であっても、それを出す為の努力を何十分も、何時間もやっているのです。
みんなは自分の都合の良い時だけがんばって変えようとしている。だから変わらないし、がんばれないって事。自分にとっての都合でしか物事を考えられないから『良い』とか『悪い』の価値観も浅はかです。全ての事が『僕にとって』という前置きが入るような考え方をまず変えないと集団、組織の中では通用しない。
ただ、新人戦が始まってから1年生の多くが試合に出たいと強く思うようになり、2年生も一部が何とかしないといけないって気持ちになっている。そういう選手は出た試合、出た時間の中で『何かを得る』のです。もうちょっとこうすれば自分は通用する、とかチームの為になる、とかです。
でも、まだスタメンで出ている選手の半分以上は『何となく目の前の事をやった』だけです。何も残っていないのです。そんな考え方では当然ながら自分自身の中の何かが変わる事はありません。自分が行きたい場所を探して行く旅行と、みんなで行かされる修学旅行では思い出の量は圧倒的に違いますよね?全てが同じ。どういう気持ちで試合を迎え、どういう考え方で試合を経験するのか?によって残るものは大きく違ってくるという事です。試合に勝って、そのチームにいる事が偉いのではなく、勝った試合の中で自分のやりたい事、チームとしてやるべき事をきちんと出せた事に意味が残るのです。
自分次第なんです。全ての事は。
人のせいや環境のせいにしたくなるのは分かるけど、起きた全ての事が『自分のせい』なんです。
だから良かった事、良くなった事、褒められた事、うれしかった事、それも全部『自分のおかげ』なんです。起きた全ての事が『自分のおかげ』であり『自分のせい』です。それが『責任』というものであり、その意味を知る事を『自覚』と言います。
みんなはがんばる事の責任を自覚していますか?という問いに、
『はい!』と言えますか?
自分次第で全ては変わり、変えられる。そんな日々に挑戦していこう!!