海難1890 封切り、更新が滞った理由

今回は銭湯のお話ではありませんが、ご容赦ください。昨日から海難1890という映画が公開されているものですから。
10月前半、まちと銭湯の更新が滞りましたが、実はその時期、仕事でトルコに出張しておりました。トルコと日本は古くから友好国で、そのエピソードを描いたトルコ・日本合作映画が「海難1890」です。和歌山県樫野埼で座礁したトルコ(オスマン)軍艦エルトゥールル号の乗員を地元串本の住民が救援した物語と、イランイラク戦争時にトルコ航空が取り残された日本人を救出に行っていただいた物語で構成されています。
トルコ出張前に樫野埼へ行ってまいりました。串本駅から本数の少ないバスで行かなければならず、交通はすごく不便な場所ですが、トルコと日本の友好活動の方など多くの方が来ておられました。写真はエルトゥールル号が沈んでいる岩礁です。この岩場を登って串本の方々は生存者を助け上げたそうです。この映画、ぜひ見に行きたいと思います。

トルコではイスタンブルとアンカラで仕事がありました。仕事前の早朝、街を歩きました。古い市場やモスクなどがあり、街もきれいです。特にイスタンブルは路面電車が便利で、街歩きがとても楽しい都市でした。
帰国した翌日何気なくテレビを見ていると、アンカラで爆発!前を通った記憶があるアンカラアリーナが映っていました。アンカラでは何も不安を感じることはなかったんですが・・・トルコの平和とトルコ・日本との友好を祈らずにはいられません。