12月のコラボ談話室「ひとりよがりの人生語録」

12月5日(土)、コラボ談話室「ひとりよがりの人生語録」(話題提供:濱崎定也さん )を開催しました。参加者は14名(うち初参加4名)。濱崎さんは、これまでの人生経験の中から得られた次のようなオリジナルな17の語録を紹介。「負け犬の方が気分が落ち着く」:負けた人のつらそうな顔をみるなら自分が負けた方が良い/「三流の人生を堂々と大手を振って歩こう」:二流でいいと思う自分は三流だからそれを認めて生きよう/「欠点をさらけ出しては、誰も相手にしてくれず」:さらけ出して評価されるのは社会的に認められている人・・・、自分はそうでないから/「楽になりたいと神頼みしても楽にはならず」:神ではなく周囲に気持ちを伝えれば、利他の心で力になってくれる人がいるかもしれない/「しあわせ寿命を延ばそう」:健康でも幸せでなければさみしい 
その後参加者の談話が続きました。

人の意見を聞く前に自分の意見を押しつけるクセがあり、遠回りでもプロセスを大切にしたい/子どもの頃から勝ち気が強く、勝つか負けるかを基準に生きてきたことを反省しているが、今さら変えられるのか?今でしょなのか/自分の性格は誰が知っているのか・・自分が知らないことを他人が教えてくれる/語録の「自分さがし≒自分をさらす+人との対話」は、自分だけでは自分が見つけられないとの意味/一人旅に出て、誰とも話さず、食べ物などの情報も教えてもらわなければもったいない/外国に行って上手に話せないと、相手がいろいろ教えてくれることもある/「人間性は20歳までにできあがる」とあるが、人間性の核は3歳までにできあがる(または生まれつきでは?)/

3歳までの子育てが大切と思って子育て(しつけ)をしたが、今の親が子どもに無理をさせないのは問題/「逆境が見えてきたときが好き」と言っている羽生結弦は、どこでそんな精神性を身につけたのか/3歳までは、人間性の中の「自我」が育つのか/大正の母が昭和の子を育て、昭和の母が平成の子を育てて現在があるが、親はいつも未熟なままその時々を一生懸命生きてきた/子どもを保育園に預けっぱなしで、うるさいことを言う年寄りもいない現代はどうなるのか?せめて学校教育に期待したい/小鳥が親羽根の下で眠るように、(教育よりも)親に抱かれて眠ることが子どどもの成長に一番大切では?主人と喧嘩して親の家に行ったときぐっすり眠れて、親の素晴らしさを感じた/

自分が知っている&知らない自分×他人が知っている&知らない自分で4つに分類した「ジョハリの窓」の考え方に共感しており、これからも自分の成長をめざしたい/3歳までは親も忙しくて何もしなかったし、子どもの頃は姉兄に従った。今は妻に従っているが、好きなことはしてきた/親は家の空気のようなものを伝えることや、母の愛情を注ぐことが大切では?/高齢になると人の意見を受け入れる余裕がないから、人を変えようとしないで我慢している/高齢仲間との会話は子や孫の進学や就職の話ばかりで、共通の話題と思って政治の話をすると反応がない/公園で順番を守らない子どもをかばう親、カラスにいたずらされても親のもとに走らない子どもに違和感を感じている/マナーの悪い子どもや中高生には、大人がその場で注意しないといけない

濱崎さんの語録から、自分の生き方、子どもの育て方、友人関係、地域社会などへと話題が展開した、いつものようにざっくばらんな談話室になりました。

次回の予定は次のとおり。
●と き1月9日(土)10〜12時
●ところ:2階 集会場
●テーマ「ブック&トーク 本を持ち寄って話そう!」
 (話題提供:山添好美さん)
本は知恵のかたまり? 活字離れ・本離れが進む一方で、本を持ち寄った集まりや、本を通じたつながりをねらった手づくり図書館が増えています。あなたはこれまで、どんな本に出会いましたか? あなたのお気に入りの本、人に薦めたい本を一冊もってきて、本を題材に語りましょう。
第1土曜日の朝は、コラボへGO!!