桐生に行ってきましたぁ〜! その1

長年の夢だった「手づくり布の絵本全国コンクール」の
開催地である桐生市にいずみの仲間5人と行ってきました

この日のために1年前からコツコツと旅費を積み立てました

展示は12月4日から6日で最終日に行きました

静岡辺りだったでしょうか新幹線からくっきりはっきり見えた
富士山に車内では「わぁ〜、見えた!」って歓声が…
と同時に、カメラやスマホのシャッターを押す音も

TVの旅番組等で新幹線と富士山の画が
映し出されているのをよく観ますが
なんとまぁ、見ることができて最高!

東京から東北新幹線で小山まで
小山から在来線で桐生までと
朝8時過ぎから昼1時ごろまでJRに乗り続けました

さすがに疲れたなぁ〜、お腹すいたなぁ〜

コンクールの会場は有鄰館という蔵群の中の煉瓦蔵で
これらは酒・醤油・味噌などの醸造業が営まれていた
ころの建物で桐生市指定重要文化財とのこと

とってもステキな蔵での展示に感激・感激!

でも、応募数は57冊という少なさに驚きました
どうしてでしょう???

その会場で偶然にも東京布の絵本連絡会の
渡辺順子先生に出会いました

先生のお話で少しわかったのですが
現コンクールの作風が最初のころからとは
違ってきているらしいです

このことはいずみとしても気がついていたことでした

なぜそうなってしまったのかということも
知りたくて見学行きを決めたのです

桐生は織物の街ということもあり
和布を使っての布絵本に審査員は魅入られたのかも

わからなくはないけど、本来の布絵本って
誰のために作るのかを思い出してほしいのです

布を使って縫っただけでは、ただの布絵本です

いずみの布絵本は元々は障がい児の機能訓練の
一助となるようなものということで作っていて
創立以来、その路線はぶれていません

だから、入賞しなくても遠くの方々にいずみの作品を
見て知ってもらうためにコンクールに出品しています

他の作品の出来栄えもそれなりにいいのですが
やはりいずみの作品は縫製がきれいし、子ども達に
楽しんでもらえるものやと再確認できました

これからも、コンクールがある限り出品しようと
思っています

ただ創作だけにアイデアが乏しくなってきたのが
現状ですがね

でも行きたい・行きたいと思い続けていた桐生に
行けてし・あ・わ・せ!!でした