今日は加美スクールの日でした!!

昼間は穏やかでしたが、夕方以降になるとグッと気温は下がるし体調管理の難しい時期だと思います。そういう中ですので体調不良や怪我での休みが目立ち、今日はいつもより少なめの11名での活動となりました。ただ、来ているメンバーが何を持って帰られるか?が自分の挑戦でもあるし、少なければそれだけ個別に見れる利点もあるので良い方向へ物事を考えていく為の自分への課題にもなってくるので大切にしたい時間でした。

スクール前の時間はいつものようにゲームをみんなで行っていたのですが、今回は松井小学校のメンバーばかりでとても活発な雰囲気でした。前向きな雰囲気の中でやれるとどういった状況でもうまくなれるのでこういう時間も子供には大切にしてほしいと思います!

スクールはいつものようにステップからのスタートとなりました!!

でも、今日も先週話をしたのですが残念ながら3年生が固まりました。。。そんなつもりはなくても3年生同士になってしまうとお互いを甘やかすと言うか、馴れ合いになってしまいます。せっかく5,6年生がいるにも関わらず3年生だけで固まるからついつい遊んでしまうような雰囲気がすぐに出来てしまうから、本当にうまくなりたい、時間を大切にしたいと思うなら5,6年生と一緒に混じって色々見たりするほうが良くなっていくよ、という話を先週やっていました。でも、今回はそこの事を全く忘れていたようで・・・。

でも、それは子供の本音ですし、自分が伝える中で『意味まできちんと伝えきれていない証拠』ですから自分への課題として受け止めたいと思います。

5,6年生はしっかりと前向きな気持ちで取り組んでくれていたし、何かをチャレンジしようとする姿勢が聞かなくても伝わってくるのはそれだけ気持ちがしっかりと入っているという事だと思います!3年生も中にはそういう姿勢が出てきてる子もいるので、そういう空気が広がっていくようにしたいですね!

次はレベル9キャッチをしました!!

これをやる前に『環境に気付く・物を大切にする』事を少し話しました。上達する子とそうでない子との差は『能力』ではなく『気付く数』だと思っています。様々な事に気付くようになれば、それだけ自分のうまくいかない部分への改善も早まるのです。また全体の空気も分かるようになるし、『うまくなる為の雰囲気』なども理解していきます。そうやって子供の中で成長していく姿を見られるのはありがたいし、今の5,6年生もみんな3年生の時があったし、その頃は今の3年生と同じような注意を受けていたと思うし、そうやって成長していくのですから3年生も今注意された事が一つ一つ改善されていくように、一度言われた事はきちんと覚えていくようにしましょう!!

今日は奇数だったので6年生の啓心くんを担当しましたが、しっかりとノーミスでレベル9を完全クリアしてくれたし、みんなは二人組で交代するけど一人なので2回連続テストに挑戦し、2回連続でレベル9をクリアしてくれたので本当の実力と言えますね!!5年生の龍晴くんは残り一回の26回と惜しい記録!!翔太くんはレベル8到達の22回と自己記録を更新♪3年生の慶悠くんはレベル6クリアなど各自しっかりと成果を残せるようになってきています!

次はリフティングをしました!!

最初はマーカー拾いからやって、最後はフリーの測定を3分間行います。マーカー拾いでは、各自のレベルに応じて『出来そうで出来ない課題』を見つけながらやってもらっています。子供にだってプライドというものはあって、どうしても『出来ないのに良く見られたい』という気持ちがあって、無理な課題に無謀な挑戦をしてしまう子っているのですが、無謀は無謀です。自分の事を知り、自分に適したものを見つけるのも大切な力なのです。みんなに『合わせる』とか『比べる』のは意味のない事です。自分の成長の為に、ごまかさずに出来ない事は出来ないと受け止めた上で自分に合った課題を見つけられれば成長は驚くほど早くなっていきます!

フリーの測定でもしっかりと集中してやれていたし、自分の基準が高まってきているので最高記録が出ないと悔しがるような子も増えてきているのは良い傾向だと思います。今日は3年生の慶悠くんが61回→82回とどんどん伸ばしてきています♪この調子で3年生のうちに3桁目指したいですね!!

最後はゲームをしましたが、今日は6人対5人のゲームをしました!!

このゲームではルールとして『決めた人数の多さで勝敗を決める』ようにしました。普通では5人が人数が少なく不利ですが、決めた人数の数で勝負なので少ないほうが得になるのです。そういう中で全員が得点するのを目標にやってもらい、今日は11人中10人が得点に成功しました!!

もちろんその成果の裏には、得点させてあげようという思いやりの気持ちが存在しているからです。まだ自分の力だけで切り開くのは3年生にはなかなか難しいけど、5,6年生の取らせてあげたい思いをしっかりと受けて得点という形で応えられた子が多かったのは良い事だったし、一人だけ得点出来なかったけど、最後に話したように『それが悔しいと心から思えたならきっと自分が5,6年生になった時に同じように3年生や下の子に得点を取らせてあげられる良い選手になっているよ』と言いました。悔しい、苦しい、きつい、そんな経験はあまりしたくはないだろうけど、そういう経験をしてこそ人は他人に優しくする事は覚えるのです。

みんながそういう選手、人間に成長してくれるようにこれからもがんばりたいと思います!!