自分で!自分から!八千代スクール

今日は八千代スクールの日でした!!

寒さが一気に増してきたのですが、体育館で出来るのはありがたい事です。体調不良が出やすい時期ですが、それでも元気に13名が集まってくれて今日もがんばりました!!今日はスクール生の保護者の方が見学に来てくださいました♪自分はこのブログも、元々は子供のがんばりがなかなか忙しくて見れない保護者の方々に向けて発信したものです。でも、やっぱり一番は子供にとって普段のがんばりを保護者の方々に見ていただくのが一番良いと思うのです。その上で試合なども見れるとやっぱりよく分かるはずです。練習や普段を全く見ずに好き勝手に期待をするのは良くない事です。子供がいつもがんばっている姿をありのままに見ていただける事に感謝をしたいし、今日はそんな保護者の方の立場からの意見や考え方なども聞かせていただけて非常にありがたい機会となりました!

その本人は見てもらう中でやっぱり良い所を見せたい気持ちが強くなって緊張している感じが見受けられましたが(笑)、それも期待に応えたいという強い気持ちの表れだと思うし、良い経験だと思っています!

スクールは今日もステップのアップからドリブルへと移行していきます!

自分のペースでも良いからしっかりと自分なりに精一杯やる事を促しています。他人から観る基準ではなく、自分で決められる基準からスタートしたいのです。『僕は全力で今やっていますが伝わりますか?』の所からがスタートです!自分で全力を出していない事も分かっているような状況で言われたままにやるのは一番良くない形です。やらされるから面白くないし、やらされるから伸びない。同じやるなら自分の意思で!!それは小学生にとって一番大事な事だと思っています。

自然な形で子供が成長していく環境・・・・指導者として一番こだわりたい部分です。でも、この『自然な』というのが簡単そうで難しいのです。どうしてなのか??環境、情報が整理され過ぎてきたからです。情報が溢れ過ぎて『有名な選手』を『うまい選手』という価値観で捉えてしまうからです。自分で決める前にみんなが決めた評価に振り回されるからです。だから『自然』な選手がなかなか育たなくなっているような気がします・・・。

指導者が熱意を持って指導をする事はとても大事な事なんだけど、『主役が指導者』になってしまうのは違う気がします・・・。

あくまで主役は子供達!その子供達にルールを守らせて、技術を高める材料を与えて『選手』として育てていくのが指導者の役目。そこを先に飛び越えて『自分基準の良い選手にしていく』ような事をしてしまうとズレてしまうと思うのです。子供同士でもっともっと気付き合い、学び合いをする環境を作りたいなと思います!

話は反れてしまいましたが、ステップをしてからはレベル9キャッチをしました!自分のやりたいように出来る子が増えてきています。思った通りの場所へ蹴れる、取れる、という感覚が染み付いてきています!後はそれを『磨けば』良いと思います!今日は6年生の太佑くん、由起くんがレベル9を完全クリアしてくれました!特に太佑くんに関してはスクールの開始時からまだ自分の意思で一緒に入れていない由翔くんに懸命に関わってくれながら自分のやるべき事もきちんとこなす姿勢は見事だと思います!

次はリフティングをしてもらいました!!

各自で自分の課題を見つけながら難易度を調整していくのですが、ようやく各自なりの課題に落ち着いてきた様子です。自分を見つめ、自分に合ったものを見つけていく。そういう力は本当に大事です!失敗と成功をうまく経験していく事が一番の成長にふさわしい形です。両方経験しないと技術は育っても心は育ちません。スポーツには『心・技・体』という言葉があるようにこの3つがうまく育つ事が大切になってきます!

今日は3年生の子の中で『あかん!今日は調子が悪いから無理や!』とマイナス言葉を連発する子がいました(笑) 自分のスクールではそういう言葉は出さないように指導をしていきます。言葉は力を持っている、心と体が繋がっているからです。マイナスの言葉を出せば状況もマイナスになり、マイナスの考え方をすれば同じようになるのです。だから自分で良くする為にもマイナスの言葉は出さない事が大事です!

最後はゲームをしてもらいました!!

自分達でしっかりとチーム編成をしてスクールのルールとして『チーム全員が決める事』を目標にがんばってもらいました!すごくゴールへ向かう意識が高くなってきているし、ゴールの数も増えてきています!自分で取ったり、良いパスで仲間に取らせたり・・・そんなプレーがたくさんになってきました!!

子供同士がお互いの気遣いをする事で能力値は高まっていくものです。仲間を思う、仲間を感じる力が本当に大切なのです。サッカーというスポーツの良さはそういったものを教えてくれる場なのです!その特性を知り、その特性を生かしていく事が出来れば誰もが良い選手になれるのです。目先の勝利、目先の技術だけに一喜一憂するのではなくそういうサッカーというものの本質を考えながら選手が育っていく環境作りをこれからも考えてやっていきたいと思います!