世界文化遺産「國軸山 金峯山寺 蔵王堂」

先日の洞川温泉でのお篭りの後、

吉野山にあります

「國軸山 金峯山寺 蔵王堂(http://www.kinpusen.or.jp/)」

にお参りさせて頂きました(^人^)☆

そこにおまつりされている蔵王権現様に

今年一年無事に過ごせたことへの御礼と、

来年もますます精進して参りますと、誓いを立てて帰宅致しました。

「全国(世界)で最も好きな神社仏閣はどこですか?」

という質問をされれば、私はこの金峯山寺をあげます。

果てなき宇宙の如く縦横斜めに広がる【修験道】の真理が差し示す、

日本古来の神仏習合型の信仰を通して

覚醒してゆく自らの命(魂)に導かれ、

私はこれからも曲りなりに人生遍路修行を重ね、

精進して参る所存です。

(みなさまいろいろあるかと思いますが、

私の場合はこの吉野・大峯にある【修験道】との相性がいいです♪)

で、来年2016年(以降)の私の目標は

『“百尺下の水の心を。水の深さを。”知り、

それを的確に実践する』

を掲げたいと思います。

吉川英治・著『宮本武蔵』の締めくくりの文章の中に

「波騒(なみざい)は世の常である。

波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚(ざこ)は歌い雑魚は踊る。

けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水の深さを。」

と書かれているとのことです。

その要約は

「上辺だけを捉えて騒ぎ、それに踊らされているのは世の常であり、

物事の本質(海広さ・深さの如く無限大)を知る者は少ない」

ということでしょうか。。。?

世の中に広く知られている悪い人や組織。

実はそれは「見せかけの悪者」であり、

実際は「本物の悪者」のダミーであったり

手先であったりするようです。

真の悪者は完全犯罪で姿を見せないのです。

また世の中で「いい人」だと思われている人や組織も、

実は陰でとんでもない悪いことをしていて、

いい人の仮面で上手にかぶっている人も存在します(その逆もしかり)。

偽りの情報に私達はまんまと引っ掛かって騒ぎ立て、

本来の味方同士を敵対させてドンパチさせ、

そこに真の悪者が「火事場泥棒状態」で

本来私達双方が得るはずの利益を、

まんまと持って行かれたりしているのです。

「盗人にも三分の理」騙される私達も悪いのです。

だから私達日本人が、本来のありかた【真の大和魂】を覚醒させるための、

精神革命を各々で一刻も早く興してゆかねば、

個人の人生も破綻、そして

国家&世界も破綻してしまうのではないでしょうか。

物事を清く正しく美しく真剣に、

そして楽しく実践し通す為には、物事の本質を正しく捉える

【ありのままを観る】という「すなおな心」が

必要不可欠だと感じております。

2016年以降は日常での修行を始め各種修行を通して、

更にこの【ありのままを観通す】という直観的能力を研ぎ澄ませ、

それに基づいた『人生(実践)遍路道』を

着実に歩んで参りたいと思っております。

今年も一年ありがとうございました。

来年もご指導ご鞭撻の程、

どうぞよろしくお願いいたします(^人^)☆

【写真】金峯山寺 蔵王堂を始め、吉野山の風景。

追記:右写真に、日の丸がありますが、

日の丸=日本人としての誇り、そしてその先に広がっている空は、

地球人としての誇り、そして責任のようなものを感じました。

日本人として、そして地球人としてのあるべき姿を想いました。