今日は朝からリーガ北播というリーグ戦でした。

今日が開幕になるのですが、2年生にとっては一つの目標にしていた大会でもあったので、この日の為の準備を出来る限りやってきたつもりです。どのようにゲームに反映されるかは分かりませんでしたが、みんなが精一杯がんばってくれる事を願いながら今中代表と二人でしっかりとサポートしていくようにしました。

今日は緑が丘中さんと河合中さんの2チームとのゲームでしたが、最初にB戦からのスタートとなりました。リーグ戦になってくるとなかなか他のチームが試合をするのが難しい中で、快く試合を引き受けてくださった緑が丘中さんには感謝をしたいと思うし、手抜きをする事なくやってくれた事はみんなにとっても本当にありがたい事だと思います。ただ、それを受けるうちのメンバーが非常に不甲斐なかったし、もっともっと自分達が自分でサッカーをやっている事の自覚と責任をグランドの中で出すようにしようという事は一日を通して話をしました。合間の時間を見ていても『遊び方が下手』だと思うし、ダラダラと時間だけを食いつぶすような無駄な事をしてほしくないものです。意識の低さはピッチ外でも十分に出ていたし、それではチャンスなど与えてもらえないのは当然です。もっともっとみんなで良くなる為の方法を言い合えるようになりたいものです。

今日の開幕戦のメンバーです!!

良い表情をしていますが、それだけの準備と誇りを持ってグランドに立ってくれました。器用な選手など一人もいません。でも、しっかりとがんばる事を行動で示してくれるこのメンバーは自分にとっての誇りです。試合前も良いテンションで迎えてくれたし、試合が楽しみでした♪

相手はまず緑が丘中さんでした。2年生が1年生の時にルーキーリーグでも試合をさせてもらいましたが、非常に良いチームです。その時は雨天でドロドロのグランドの中でのゲームでした。今回も心配していた天気は雨が上がったし、グランドの水はけもすごく良かったので良い状態でゲームをさせていただきました。準備からしっかりとしてくださった会場の河合中さんにも感謝をしたいと思います!

試合のほうは序盤からしっかりと練習でやってきた事を出せていたと思います。

守備の連携、ファーストDFのアプローチ、カバー、しっかりと意識出来ていたと思います。それによって多くのチャンスを与える事もなく良い流れで試合を運んでくれました。攻撃のほうは、まだ三人目の動きがなく、個々の能力だけに頼ってしまっている事によって単発だったり、相手を広げる前に無理に中央を通したりする事で攻撃の終わり方が自滅に近いものとなりました。。。それによって相手が攻め残った所をカウンターされるという事が一瞬だけハマってしまい、その一本を決められて先制を許しました。気にはしていた相手であり、しかもそこへの対処もその一本以外の時間はしっかりと対応してくれていただけに悔やまれますが、そこがサッカーの面白味でもあると思います。奥深さも学びましたね!

ですが、そこで焦る事なく気持ちも切り替えてがんばってくれたみんなにもしっかりと良い褒美は待っていて、きちんと狙いのある崩しから逸希くんのゴールで同点とし、試合を振り出しに戻しました。

後半は風上になった事もあって、勢いを持って攻撃をしてくれたし、守備も非常に安定していました。中盤の弘貴くんと昂汰くんの距離感も良く、またサイドの尾兼くん、翔大くんも状況に応じて絞って対応してくれたりと各自が『感じて動く』事をやってくれていたので、相手のボールを奪う時は大体2,3人で囲めている状況を作れました。そこからの攻撃は今後も3人目の動きでこだわっていけばきっと崩せるようになるし、今はこの守備をきちんと整えていくのが先なので、その面での成果はしっかりと出ていたと思います!

試合は1−1の引き分けのスタートでしたが、勝ち点が0ではないしこれをプラスに捉えていきたいと思います!

再びB戦を入れてもらったので、全員がプレーする機会をいただけたものの、やはり温度差がありすぎます。やろうとしている子、『やろうと見せかけている子』との差です。要するに『他人の責任』にして言い逃れ、言い訳をしている子が多い。人のせいにして、人にだけ指示をして自分が何も出来ていないような状況・・・。それは間違いなく信頼を失います。信頼とは、言葉と行動が伴ってこそ、初めて得られるものです。もっと自分のプレーや行動をきちんと改善していく事に目を向けてほしいと思います。

その後は2試合目に河合中さんとでした。

この寒い時期の一日2試合はなかなかハードな日程ですが、よく動けていたと思います。謙虚に前半は特にやってくれていたので、終始ペースを渡す事なく危なげない試合だったと思います。前半に4得点を奪えた事で余裕を持って交代選手も使えたし、みんなが試合をする機会を得られるのが理想です。層が厚いチームでもないけれど、だからこそ全員が出るチャンスを持っている。ただし、それを『出たい』という言葉ではなく、どれだけプレーで証明してくれるか?によってチャンスは必ず与えます。がんばっている子には、伝わってくる子には必ず機会を与えます。

2試合目はしっかりと勝ちきってくれたし、自分達のやっている事が少しずつ分かってきたような感じだと思います。後はチーム全体で底上げをしていけるように、もっと一人一人が自分の置かれている立場を理解し、現状を打開する努力をやってくれるように、自分も環境作りを意識していきたいと思います!