江戸小噺ボランティア養成講座が 終わりました。
ありがたいことに
13名の新入会の鯛員を迎えました。
大学2年生〜84歳と 年齢も広がりました。
1番若いY君が 授業の合間を見つけて
早速 2回のボランティアに来てくれました。
1度目は 高齢者施設のデーサービス。
緊張があっても 笑顔満面で 楽しそうにやってくれます。
声も大きくて それも いいところ!
優しい高齢者の皆さんの眼差しの中で
「背の高さ」3行小噺を一席披露。
堂々として 一生懸命さも 伝わってきました。
デイサービスの皆さんからは 拍手喝采。
それを聞いた Y君も 嬉しかったことでしょう。
そして もう1つの話題。
Y君にとっても 私達にとっても 嬉しい2席がありました。
デイに通っている 車いすの女性Sさんは 浅草育ちで
いつも 楽しみにしてくださっていて、それだけではなく
ご自分でも 小噺のノートを持って
いろいろ 書き始めたことを 職員さんに聞いていました。
そのSさんに
「何か やっていただけますか?」
と言うと・・・マイクも持って
短い・・と思いきや、ちょっと長さもある小噺を
2席続けて 話してくれました。素晴らしい〜♪
鯛員のわたしたちの方が 感動しました。
楽しい!ありが鯛!
それから 皆さんと一緒に 小話2つ 一緒に読み合うところでは
Y君と私が お手本読みをして
役割を分けて やっていただきました。
ほんのりした雰囲気をもつ Y君が作る部屋の暖かい雰囲気が ありました。
Y君がそこにいること。 一人が存在することの
素晴らしさを感じた時間に なりました。
次回も 車椅子のSさんの小噺 期待!
お互いに楽しみにして また会えるって いいこと♪
その翌日。
2回目は、市民スポーツクラブの交流会で 江戸小噺。みな女性です。
1時間半の長い時間をいただいて 鯛員は10名 参加しました。
この日、年齢構成は
大学生1人(Y君)
40代1名 50代1名
60代1名 70代2名 80代4名(お元気です!)
Y君には 一分線香小噺を一緒に読むときの
進行をお願いしました。
1つ1行の短い小噺を「せ〜の」と声を入れたり
話しの内容について
「このオチ わかります?」とか
自分の感覚で 言葉も入れて・・・
話しをするだけで 笑いが広がって
間の取り方が 何とも 独特で、 そこが笑いを誘い 温かいのです。
これは 持って生まれた才能でしょう。
ベテランでも 真似ができない 若さと愛嬌いっぱいの表情・声。
そして 言葉と間。
「背の高さ」も 拍手喝采でした。
どちらかと言うと おとなしい性格のY君が
出会いと 沢山の拍手と応援の中で これから どう活躍を見せてくれるのか
楽しみが増えました。
一分線香かるた取りも 大きな声で笑い合って 楽しい交流の90分になりました。
ありがとうございます。