子どもは、口の中に食べものを入れたまま動いたり泣いたりし、ふとした拍子に口の中の食べものを吸い込んでしまうことがあります。
豆やナッツ類は、臼歯が生え揃う前の子どもには噛み砕くことが難しく、少し噛むとかえって吸い込みやすい大きさの破片になってしまいます。
それが気道や気管支に入ると、窒息時のような苦しさはないものの、軽い咳が続くなどして、放置すると気管支炎や肺炎を起こし呼吸ができなくなることもあります。
取り除くには全身麻酔が必要です。
特にピーナッツは除去が困難な上、油脂成分により炎症を起こしやすく完治しないこともあります。
歯が生え揃う3歳頃まで豆やナッツ類は食べさせないようにしましょう。
◆詳細は消費者庁HP
http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20160128.php