北野幸伯・著
『日本人の知らない「クレムリン・メソッド」
世界を動かす11の原理』。
(※クレムリン=旧ロシア帝国の宮殿、メソッド=方式・法則)
この本をじっくり、そして一気に
読ませていただきましたぁ〜(^人^)☆
ちょっと長文ですが、
今後の我が国並びに地球(人間)の行く末にとって
大変重要な情報ですので、
ちょっと気合い入れて長文にて掲載させていただきます。
(関心の無い方はスルーして下さいネ♪)
・・・過去、いろんな方の本や論文を読んで参りましたが、
この本程、世の中(娑婆)の
とっても分かりにくい・見えにくい現象や状態を
シンプル分かりやすく・・・各種の偏りがなく
ありのままに伝えて頂いており・・・
また著者の北野氏のような方を偏りの無い・無力透明な視点を持った
【真の国際人】なんだと感じ、
この本に書かれていることは全て真実なんだということが、
滲み出ている本だと感じました。
私は常に「真理・真実とは何か?」問いながら生きており、
曲がりなりにもそれをちゃんと実践しようと
試行錯誤しながら生きております。
で、だんだんと、神仏という名前に象徴される、
【“絶対的存在”の意志】に沿った人生が、
この娑婆における真に幸福を得られる道だということは
既に確信を得ております。
しかしながら、私自身も含めまして、
なかなかその通りには生きれない・・・
それと真逆のorずれた生き方をし、
結局自分自身のせいにより
(時には自分が属する家系や組織の罪・業により)、
各種様々な不幸な目に遭っている訳です。
その真逆の生き方の法則は、
この北野氏がおっしゃる「クレムリン・メソッド」なのではないか?
と思うようになりました。
私が日々求める生き方を「陽(神仏)の法則」、
そして今、実際やってしまっている愚かな生き方を「陰(娑婆)の法則」と
私は捉えております。
例えば、
戦争を世の中から無くしたいと思うのであれば、
「戦争反対、戦争反対!」と叫んでいるばかりではなく、
「人は何故戦争するのか?」
また「誰が戦争することを誘導しているのか?」などなど、
戦争を仕掛ける人間や、その現象の研究を
大局的〜あらゆる角度から詳細を客観的且つ冷静に
検証する必要があろうかと思います。
「平和」を手にする為に、それを妨げている「戦争」というものを、
徹底に研究追求し、その本質を見極める必要があるのです。
その本質というものを見極めずに、
自分の価値観や偏見、感情(過信と不信)に流され、
間違った本質を自らの我によって創造してしまい、
その人間の思考→行動全てがおかしくなって、
自分で自分の首を絞め、
どうしようもなくなっている哀れな人間は多いです。
(知らずはその人のみ・・・です)
もっと身近な事例で例えるならば、
どうして子供たちのイジメが無くならないのか?
周りの大人たちが子供たちに「イジメはやってはいけません!」と
言い続けれるだけでは、無くなる訳ではないでしょう!
(シンプルにその原因を解説いたしますと、
「イジメをやってはいけません!」と子どもに言っている大人たち自らが、
「●●さんムカつく」「●●さえいなければいいのに」っていう
イジメ感情を猛烈に持ってたり、実際イジメているから、
“鏡の法則”で子どもたちからも永遠にイジメが無くならない訳です。
子どもは『感性の動物』ですので、大人が『言ったこと』ではなく、
『やっていること・思っていること』をそのまんま思って実践してゆくのです・・・
大人たち思惟を越え、感性によって直感的に伝わって行くのです。)
この世界的娑婆法則である「クレムリン・メソッド」は、
グローバルな場所のみに当てはまる法則ではなく、
娑婆(地球上)であればどこでも通用する法則であります。
みなさんの人生や家庭でも、
職場でも起こっている事実にぴったり当てはまる法則なのです。
何故なら、グローバルに動く人も、
家庭で職場でまた地域で活動するのは全て『人間』であるからです。
ワールドワイドであっても、ご近所でも家庭内でも
そこに存在するのは、人間だからであります。
この「クレムリン・メソッド」は、人間の陰の部分【煩悩加速&堕落の法則】を
11の法則によりその概要を分かりやすく示しているのです。
法則 1:世界の大局を知るには、「主役」「ライバル」「準主役」の動きを見よ
法則 2:世界の歴史は「覇権争奪」の繰り返しである
法則 3:国家にはライフサイクルがある
法則 4:国益とは「金儲け」と「安全の確保」である
法則 5:「エネルギー」は「平和」より重要である
法則 6:「基軸通貨」を握るものが世界を制す
法則 7:「国益」のために、国家はあらゆる「ウソ」をつく
法則 8:世界のすべての情報は「操作」されている
法則 9:世界の「出来事」は、国の戦略によって「仕組まれる」
法則10:戦争とは、「情報戦」「経済戦」「実戦」の三つである
法則11:「イデオロギー」は、国家が大衆を支配する「道具」にすぎない
(その詳細はこの本を見て頂くか、インターネットで調べて下さい)
上記11の法則を基に、
日本の新聞・雑誌やテレビで流れているニュースを観ますと、
その多くが
【プロパガンダ】(ある政治的意図のもとに主義や思想を強調する宣伝)
であることが観得て参ります。
つまり、誰かの意志により、白が黒になったり、
黒が白に情報操作がなされ、虚実が真実になったりしているのです。
余談ですが、私がテレビ(マスコミ)信じているのは、
上に記載されている『時間』だけであります(笑)。
天気予報ですら、信用していません。(参考にはしていますが)
窓を空けて、空を観、『空の気』を読んで、その日・その時々の天気の
予想を立てて行動しています。
・・・で、それを信じて多くの日本人が騙されて、
その誰かの意志通りに動いてしまい、
結局知らない間に各種様々な損をしたり
不幸になっているのです。
国家の真の目的は「国民の生命と財産を守る」です。
それはあくまで建前の話しであり、本音は別のところにある訳です。
国家という権力者達は、自らの権力を維持するために、
またその上に存在する覇権国家(組織)の意志に操られてしまい、
本音に見せかけた建前で、
ありとあらゆる真実的虚実を作り出し、
庶民を騙し続けているのです。
(尖閣問題・安保問題・TPP問題等・・・
各種問題は全て建前<私達が知っていること>と
本音<知らないこと>が違います)
北野氏の著書のあとがきに書かれておりましたが、
私達国民の生命と財産を知らない間に、
国家&覇権国家(組織)に奪われないようにする為に
最も重要なことは、
【私(個人)の自立】
だと結論づけておられます。
つまり私達国民は「国家に依存し過ぎない」ことが重要・・・
「あなたの国が、あなたのために、何ができるかを問うのではなく、
あなたが、あなたの国のために、何ができるのかを問うてほしい」
(故 ジョン・F・ケネディ大統領就任演説より抜粋)
・・・ということです。
税金もロクに払っていない&公の為に働いていない・・・
国家の一員としての【義務】から逃れに逃れているにもかかわらず、
【権利】だけは立派に主張しまくっている“輩”(敢えて輩と申します)が
我が国にもどんどん蔓延って来て、吐き気がしています。
煩悩・邪気の塊・・・地獄行きが既に決定済みの【動物的ヒト】であり、
姿形は人間と同じであっても、人間ではありません。
人間ではなく動物ですので、倫理道徳観が通じないので
救済の余地がありません。南無阿弥陀佛。
ちなみに、人間には大きく分けて3つの種類の人間が存在すると
勝手に思っています(笑)。
①動物的ヒト
己自身の快楽のみを追求し、その充足に幸福感を感じる。
その有り様は動物同等、またはそれ以下。
物事の判断基準は『快or不快』。
②人間的人
①と③の間を行き来をし、常に葛藤をしている人。
殆どの人がこの領域。
物事の判断基準は『得or損』。
③神的人間
己以外の人・もの(対象物)に施す人間。
施すことを追求することに幸福感や人生の意義を見出だす。
正に存在は「神」の発顕!
物事の判断基準は『善or悪』
・・・話、それましたが(笑)、
今は時代の節目で、この世界を牛耳る覇権国家が入れ替わる段階で、
益々世界が混迷化して行きます。
ここではっきり断言しますが、
世界は【混迷時代の入口】に入っています。
出口はまだまだ先でございます。
(私がこの娑婆を去るまでに、出口を迎えるべく、
努力してゆきたいと考えています)
今、地球に生きる私達人間全員の業(徳と罪)により、
破滅に向かうか幸福へと向かうかが分かれて行きます。
人間同士は容易に騙せますが、
人間の言動は“カミ”という存在には全て見透かされております。
国家的組織(公)というものになるべく依存しない、
自立した生活・人生を、自らの努力・精進により構築し続けることが、
例え、世界のあらゆる国家体制が崩壊・混迷が深まっても、
どこ吹く風の如く、健やかに朗らかに生きて行ける訳です。
最後に、【プロパガンダ】というフィルターにかかっていない、
ありのままの情報(真実・真理)を得る方法は・・・
①自分がその現場に行って、直接見て情報を収集する(百聞は一見にしかず)
②信用信頼出来る人から情報を得る
③玉石混合の莫大な情報の中から正しい情報だけを得られる“感性”を養う
(精進。徳のある人生を歩む)。
※特に100%○○が悪い!と断定する情報は虚実です。
この娑婆(人間)の世界に100%正しい人間は存在しないからです。
100%正しい人間は人間ではなく“カミ”です。
①はとっても難しいかと思います。
私がイランやリビアとかには行けません(笑)。
だから、①が出来る人と友達になる・①の人から情報を得るという方法は
考えられます。
③が最も重要だと思います。
周りの人たちを観察しておりますと、
煩悩(我、邪の気)が強い人間程、物事の見方が偏っています。
不健康な人・病気の人も、その病の気に囚われて、
正しい判断能力が欠如しています。
私は常に人間や物・場所(人間界にあるもの)・・・
はたまた山や空と言った自然界の【気】を観察しています。
人間の心は見えませんが【気】は“観得る(=感じられる)”のです。
それは日々の精進でだんだんと観ることが出来るようになってきます。
自分の我、煩悩、偏見、価値観・・・物質、各種の囚われ、
これらを喜んで捨てれば捨てる程、観得て来るのです。
(私もまだまだ道半ばですが・・・^^;)
娑婆に生きる人間にとっての幸福な人生とは、
一昔前までは「あらゆるものを得ること」でした。
今は地球が反対方向に自転し始めたが如く、
「あらゆるものを捨て切る」ことです。
持つことによって、持っているがゆえにど
んどん不幸に陥る時代に入ったのです。
真の億万長者は、金銭欲物質的な欲は無いのです。
億万長者の持つものは至ってシンプルです。
煩悩(欲)が無いから、
そんな純粋無垢な美しい生き仏様のような人の元に、
人がお金がどんどん集まって来るのです。
このような感じで、この娑婆・地球は、
陰陽(相反するもの)がバイオリズムを描き、
陰と陽を反転しながら、進化・深化し続けているのです。
そのような大自然の法則(人間の力ではどう変えようもない絶対的真理)を
的確に把握せず、一昔前と同じ価値観を持つ人間は、
時代の挟間に取り残され、
反転期(混迷期)というスピーディーな荒波の中に
堕ちて不幸になって逝くのです。
地球(宇宙、カミという絶対的存在)は新たな次元へと上昇し、
我々地球人を「ふるい」にかけ、
新しい時代への価値観・生き方に移行出来ない人間を容赦無く、
堕して逝くのです。
以上です。
このようなことを信じる・信じないという価値観(判断基準)を持つのも、
あなた次第です。
北野幸伯氏公式ホームページ http://rpejournal.com/