今日は昼から河合運動公園グランドで、イルソーレ小野さんとの練習試合をしてもらいました!
県内でもトップクラスの技量を持っている相手とのゲームという事もあって、チャレンジしたり、狙いを試すには良い状況だと思っていました。今中代表と二人で帯同して4試合させていただきました。相手は人数も多いのでこちらは2年生も全員で参加をする形でしたが、結果的に非常に良いトレーニングが出来ました。一つ上の学年相手でも普通にやれてしまう各自の能力はやっぱり見事だったし、状況の中で何をするべきか?の判断もとても早い相手でした。そういう相手にだからこそ何かが出来るかどうか?を試すにも意味があったし、今日はそういう所にこだわりをきちんと持って見守るようにしました。
今、チームは隣との関係性を作る事を目的にしていて、狙い所の1対1では強くいく事をやろうとしています。それが最初のメンバーは高い意識でやれていたのですが、次のメンバーになってくると、やっぱり横の関係性がなくなる。出来ないというよりも、やろうとしていない印象のほうが強くてここが全体でやろうとしている、という事に対しての責任感がまだ弱いな〜という感じはありました。ただ、攻撃のアクションは自分からやろうとしている子が増えたし、何かを残せるようになってきているのは感じました。少しずつでも前に進む事は本当に大事だと思います!
守備で厳しく当たる所もやれていたと思うし、狙い目を合わせるのも成功した経験を出来た子が多かったと思います。今は中盤のメンバーには特にそこを強く要求しています。ただし、『やらせる』のではなく、『やる意味を伝えた上で』です。こちらの思いだけでやらせる事がないように選手の思いも聞きながらやっていく事の大事さは理解しているし、うちのようなセレクションもしていないチームだからこそ、1人1人の思いが大事なんだと痛感している最近の自分です。
どうして横の関係性なのか?は良いサッカーをする事ではなく、良い人間になる為でもあります。社会に出て、知らない人でも協力したり何かを作る事は必ずやっていくと思います。そういう時に、お互いの考え方や意見を言ったり、聞いたり、擦り合わせる事は本当に大事な事なんです。
サッカーという枠を越えた成果を目指してみんなは今という時間を大事に生きないといけないのです。目先のプレーの成功よりも成功させる事をどれだけ必然的にやれたのか?です。うまく生きる為の材料はあちこちにあって、その物事の捉え方で人は変化、成長、進化をしていくのです。人から与えられたものではなく、自らが獲得していく事の意味と意義を大事にしてもらいたいです。
1人2試合の機会を得て、何を感じ、何を学んだのか?ですね!各自の中に何かが残っていればそれで良いと思うし、チームとしては十分な成果と課題を見させてもらいました。
今日はチームとして他のメンバーの為にがんばろうとする気持ちやアクションが多く、みんなが同じだけ疲労するような形が出来たと思います。選手のほうからの質問も多くなってきたし、考える機会が増えている。主将も試合の中で頭を使い過ぎて疲れている。。。と言ってるぐらいフル活動をしてくれました。体と同じぐらい頭が疲れるのは良い事だし、みんながそうなるように頭のほうをもっともっと使ってほしいと思います!
明日はまた北播リーグになりますが、みんなで良い成果を残せるようにチームの為に出来る事をしっかりとやっていきましょう!!
会場運営から試合までイルソーレさんにはお世話になりました!また機会があれば交流試合をよろしくお願いします!