今日は雨でグランドが使えなかったので、体育館での練習となりました!!
ところが、体育館も雨漏りがひどくとても使えるような状態ではありませんでした・・・。室内は湿気が多く、ホコリも多いのでその上から濡れてしまうと危ない床となってしまったので当然ですが安全第一に考えなければならなかったし、みんなが活動をしていく中で獲得してほしい事をどのように伝えていくか?を考えながらやろうと思いました。
①競争心
②しんどい時の本音
③仲間の為に動けるかどうか
というようなものが今やりたい、引き出したいテーマでもあります。そこを考えてやるようにしました!
室内よりも確実に安全だった外で今日はリフティングをやりました!!
全体でやるようにしてからは二人組での勝負、そこから1年生対2年生でやるようにしました。明らかに始めた2ヶ月前よりもうまくなっていたのはよく分かるし、自分達でも『無理』なんて思っていた事が出来るようになっているので、やっぱりやれば出来るし、それを分かってほしいと思う。
二人組の勝負では色々な方法で自分が自信のある種目、チームの為、自分の為、という事でやってもらいました。まだまだ技術が足りない事や、本番って事になると緊張してうまく出来ないというメンタルの弱さなども分かったと思います。自分に必要な事が何なのか?を考えてそれをトレーニングの中に入れていけるように・・・しかもそれを『自主練習の要素』に取り入れられたら大きな変化をするはずです。そんな自分に成長していけるようにゆっくりでも確実に成長してほしいと思います。
そこから1年生対2年生で外周走をやりました!
これも種目としては分かりやすいものです。しんどい時にがんばれるか?しんどい時の自分はどうなのか?を観るには一番分かりやすいです。体力をつけるというような目的ではなく、仲間の為にどういうがんばりを出せるか?仲間がいるとどこまでがんばれるのか?というものを分かってほしいというのが狙いでした。
25分間を6人でリレーをして繋いでいくという事をやりました。坂道もあるので当然きついし、同じ相手とやるのは精神的に楽ではありません。でも、チームという中でやるとやっぱり手を抜けないし、がんばるしかないという状況になります。そういう中で少しでもがんばろうとするか?みんなががんばってくれるからと手を抜いてしまうか・・・そういうのがよく見えます。
走っている最中にしんどそうな顔をしてごまかすなんて事は簡単に出来ます。
でも、走り終わった後や合間に『本音』は出るものです。自分がしんどいから自分の事しか考えていない選手がたくさんいる訳です。自分は応援してもらって力をもらっているのに、自分はそういう仲間を応援しない。。。これまでも何度もこんなシーンをファルコでも見てきています。試合、大会では自分の都合でふてくされて応援すらしない子。そういう子、そういう人間に限って『周りには求める』のです。そうやって組織はバランスを失っていくものですから、反対に自分が『チームの為に何が出来るか?』を優先的に考えられるような選手になってほしいと思う。
今日はやっぱりそういう面が弱いと感じる子、反対にものすごくがんばれる子、また強くなったな〜って思える子、変わろうとしている子、色々見えました。
最後に話もしましたが、コーチが良いと思う形になってくれ、って事ではありません。
ただ、チームとしてやるならば、チームの事、チームの為に考えられる人間でなければならないって事。しんどい事を越えた達成感は先の財産となる。その経験をいくつかやっているみんなはその価値も分かってきているはず。がんばって、乗り越えて損をしたなんて事は絶対にないはず。だからこそ、しんどい時、しんどい時間帯とどう向き合えるか?なんです。仲間で声を掛け合ったり、仲間の為にがんばってみると自然と疲れが吹き飛んだりするものです。そこに成功という結果が出れば疲れなんて意識からもなくなってしまう・・・そういうもんです。
仲間とやれるパワーは大きいし、だからこそ自分の事だけにならないでほしい。仲間がしんどい時にこそがんばれる人間に!!そんな自分を育てていこう!!そうすればサッカーももちろん楽しくなる。努力も楽しくなる。コツコツやっていこう!!