人から学ぶ!八千代南小学校体育授業♪

今日は1時間目の自分からすると早朝の時間から(笑)、南小学校さんの体育授業がありました!大人になってくるとなかなかこの1時間目からのハイテンションはきついものがあります(笑) ですが、今年の体育は隆次くんが来てくれている事で良い学びをもらえているし、今日も一緒にやってみて本当に良い人間性を持っているな〜と見習うべき部分がたくさんありました。自分には出来ない関わり方が出来て、自分にはない子供の惹きつけ方をする。多分それは真似をしたくても出来ないものだから年齢を重ねた自分はある意味割り切っていく所ではありながらも、やっぱり良いものは自分から吸収したいなと思います。

今日も隆次くんと一緒に授業は4時間ですが間が1時間空いたので朝の1時間目から5時間目までの丸一日学校にいる事になりました。最後は子供と一緒に一斉下校をしたので本当に一日学校にいるという流れでした!!非常に堪能しましたね(笑)

多くの子供と関われる時間、色々な学びと気付きのある時間は自分にとって本当に有意義な時間でした♪

今日は5年生、4年生、2年生、6年生という流れでした!

幅広い学年を見れる事は多くの気付きや発見があります。子供にプラス思考でがんばるように、と言ってる自分はやっぱり自分がプラス思考でないと説得力が出ないと思うので、前向きに考えていきたいと思います。そういう意味では一緒にやっている隆次くんの能力って非常に高いと思うのは、やっぱり自分が子供に対してストレスを感じないから関わる子供も全くストレスがない状態になるという事です。今日も多くの子供が隆次くんの周りに集まり、2年生からはサインも求められていました♪子供にとって憧れの存在になっていく事は本当になりたくてなれるものではないし、隆次くんが持っている大きな『魅力』ではないでしょうか?一緒にやりながらその魅力を感じるし、自分ももっとがんばらないといけないな〜ってたくさん勉強になりました!!

まずは5年生からのスタートですが、5年生は2回目になります。今日は『勝負をする事の楽しさ』を学んでもらおうと思ってやりました。設定を自分達で自由に決められるようにしました。ドリブル勝負をする際にじゃんけんに勝てば、相手の距離を決めたり、スタートの合図が出来るという利点を与えました。その条件を単純に受け取るのではなく、自由だからこそ勝負が面白くなるように相手を気遣ったりして設定をうまく作るとお互いに楽しくなるという経験をしてもらいました!

次の4年生には授業が始まる前になかなか集まらないという事からスタートしました。

実はここまで数回やった4年生には必ず問題が起きたりするし、そういう事もあって今日は授業よりも話をしたほうが良いかな〜なんて昨夜しっかりと考えていました。それでもメニューはきちんと用意して行ったけど、集合が遅く早く来ている子に迷惑を掛けてしまった事をまずは理解してもらいました。

遅れた理由は『自分の勝手』でした。ただ、一番大事なのは、その事を『本人に理解させる事』です。こちらが『お前のせいだよ!お前が悪いんだよ!』と決め付けるのではなく、本人が『僕が自分の身勝手でした』という事が分かれば良い訳です。別にコーチは誰が悪いか?を模索しようとしている訳ではなかったし、ただ、遅くなった理由だけを聞いていくと遅かった子が『僕のせいです』という事で理由と勝手をしてしまった事をみんなにきちんと言葉にして言ってくれたのです。こうした『ありがとう・ごめんなさい』はなるべく早く、きちんと言うのが大事だよね!という話を最初にしました。

授業の時間は30分になってしまいましたが、慌てて無理にする授業よりも何倍も効果があったと思うし、残りの30分は非常に前向きな良い空気になったのは良かったと思います。

そこから次は2年生をしました!!

2年生も必ず子供同士の不満が起きたり、不貞腐れるという事が起きていた学年でした。だから最初はものすごく単純で理解をさせやすい『じゃんけん』をしました。勝てばコーンを回ってくるようにしました!自分も隆次くんも子供とやりました。ルールがあって、結果が出る。それを守ってやれば誰からも不満は出ないのです。

今日のじゃんけんではそれがしっかりと出ました。誰も、文句は言いません。ルールを守って結果を受け止めるからです!その大切さを今日は授業を通して伝えていきました。協力する事、自分勝手ではうまくいかない事、反対に協力したり、仲間と一緒に何かを成功させた時の喜びは本当に大きい事も伝えていきたいと思います。前向きな気持ちでそれをやろうとしない限りはなかなか経験させるのは難しいだろうけど、今日の2年生は非常に前向きにがんばってくれていたのもあって、クラスの中に今までで一番笑顔の多い授業になったと思います!

最後は6年生をやりました!

6年生は体も心も大きくなってきている中で、男女間の遠慮みたいなものが出てきています。それは成長過程の中に必要だし全くないほうがおかしい。ですが、過剰に意識してしまうとクラスというもの自体が機能しなくなるのです。その為には人数的にかなり少ない女子の存在感というものはかなり大事です!14人の男子と8人の女子。しかも男子はサッカーをやっている子が多い、となるとどうしても女子は白けてしまうのです・・・。そこで今日は、お互いにその垣根を越えて協力してもらおうと思いました。

協力をする事、それによる大きな喜び、達成感を味わってもらえたと思います。どこかで割り切ってしまえば人は驚くような楽しさを手に入れます。臆病になって行動をしないままだとどうしても喜びも小さなものとなります。大きな喜びが絶対に良い、とは決めませんが、経験して損は一つもないものだと思います。

仲間がいて、クラスがあって、笑顔がいっぱいあると本当に学校が楽しくなると思うし、そうなる為にも自分が動いてがんばってほしいと思います!

今日は一日一緒にいて、自分は子供からはもちろんですが、先生方や隆次くんからも多くを学べた。どのように子供に歩み寄っていくか?は隆次くんからたくさん学べる。指導歴も圧倒的に自分のほうが多いのに、『才能』によって立場がもう逆転しそうな勢いです(笑) 才能のない自分は努力をするしかないけど、勝ったとか負けたというような評価がある場ではないので、そういう事ではなく隆次くんへの敬意を持って自分はやっていきたいと思う。自分がきっとまた成長する為に、この隆次くんとの出会いや時間があると思っているので、そこを前向きに捉えて隆次くんから見ても良い手本となれるような指導者になれるようにがんばりたいと思います!!!