西武新宿線武蔵関駅から北へ石神井川を渡って東へ、駅から5分くらいで松乃湯が見えてきます。松乃湯までの道の街路灯には松の湯通り商店会の看板がずっと続いています。銭湯の名前が商店街の名前になっている例は全国でも珍しいのではないかと思いますが、交差点に立つ松の湯がこのあたりのシンボルであることがうかがえます。
丸い自動ドアの内側に暖簾が下がって開店しているのかわからないような気もしますが、そんな心配が無用なほど多くのお客さんが出入りします。下足は100円玉を入れて鍵をかける仕組み。鍵を開けると100円玉は戻ってきますが、脱衣場のロッカーも同じです。つごう200円必要なので、玄関に両替機があります。それでも100円玉切れで、インターホンで脱衣場から100円玉5枚持ってきてとSOSしている方も。
浴室もモダンで青色主体のステンドグラスから光が差し込み、お湯はライオンの口から。若い人、子供連れの方が多く、多彩な浴槽でうれしそうな子供が微笑ましい、素敵な銭湯です。
松乃湯 練馬区石神井台7-11-1 14:00-21:00(日曜は12:00から) 月、火お休み(祝日の場合営業) 西武新宿線武蔵関駅から5分