今日はナイター練習でした!
まだインフルエンザの影響はしばらく続きそうで、全員が揃いませんが各自が日々変化していく為の時間と場所は整っているのでがんばってほしいと思います。
今日も最後はフルコートでのゲームをやるようにしましたが、そこはあくまで『発表の場』であり、大事なのはそこで何を残せたか?です。得点とか、失点を防ぐ、勝利するという結果だけのものではなくトレーニングの意味を出せているか?です。トレーニングのメニュー一つ一つがどういう意味で、何を求めてやっているのか?を試合という形の中でどれだけ出せるか?です。指導者という立場は本当に難しく、自分自身が『今のままがいい』なんて停滞したら間違いなく子供もそうなってしまう・・・。常に刺激を受けながら、常に刺激を与えていく事をしなければならないのです。
一貫した事を言い続けるにしても、同じ事を同じように言うだけではやっぱり響かないし、残らない。言い方は変えるけど中身は変わらない。そういう事をあれこれしなければならないし、それが本当に難しいと感じる。子供もその日の気分でコロコロ態度を変えてくる。自分の気分が乗らなければしたくない事はしない。手は抜く。荷物も適当。準備も遅い。行動も遅い。イライラを出す。そんな年代だからこそ、毎日こちらが手を抜く事は絶対にしてはいけないし、全力で伝えないといけない事がいっぱいある。
確かな変化をしようとしている人間は『目標のある子』です。
何かに後悔したり、何かに悔しい思いをしたり、何かを目指したりする事によって人は具体的な行動を変えてくる。本当は後悔とか悔しい思いをする前に何とかしたい、させたいと思うのが大人の発想だけど、子供にそれは通用しません。経験もない話をダラダラと、また力説されても伝わりません。
自分が変わる為の原動力で一番プラスに出来るのは目標しかないと思うのです。誰かに言われて足りないものを補う努力はプラスではありません。補うという言葉自体がマイナスを埋めるからです。自分で目標を決め、それに向かって努力をすれば周りから何を言われようと気にならなくなります。その状態を自分で作り出せるか?です。数名確かな変化をしようとしています。何かがあったのでしょうね!みんなが同時に変わるとは思いません。
でも、明日また何かのきっかけを得る子がいるかも知れません。大きな可能性を開く子もいるかも知れません。分かりません・・・・分からないから楽しみです!楽しみな心と目で見守ると成果がたくさん見えます。そういう精神状態にある今だから、きっと成果は見えます。ただし、改善した冷静な気持ちもあるので課題も必ず見えます。
両方をしっかりと見ながら育てる気持ちを失わないようにしていきたいと思います!