十二単衣着付け

2月28日明石博物館で十二単衣の着付け体験しました。
十三時四十分からで、四人の着付けボランティアの方にして頂きました。
昔は肌着なしでいきなり、胸上まである袴をつけるそうですが、体験では肌着を着け袴をはきます。後ろ迄引きずるのですが本当はもっと長いそうです。裾を引っ張って歩くのはコツがあるそうです。

小袖、長袴を着けた上に単を着て、袿の1枚目を着ます。

袿を5枚重ねて、 上に、打衣を着ます。 五衣(いつつぎぬ)は袿(うちぎ)を五枚襲ねて
着るので五衣と呼ばれます。重ねの色や配合で美意識を働かせています。

表着は唐衣の下に着、多くの袿の一番上に着るのでこの名前が有ります。

表衣を着て、唐衣を羽織り、腰に裳をつけ、手に檜扇を持ちます。
ここまで沢山重ねて着ても最後は、紐1本で着付けが終わります。
思ったほどに重くはなかったですが、素晴らしい体験をさせて頂きました。
次回は男子の正装の 束帯 を体験したいです。