子どもは迷惑な存在? 加藤百合子より

都市部での保育園の増設が難しくなってきている
というニュースを見ました

地方からの人口流入が続き、児童数の増加に
追い付いていないとのことですが
驚いたことに、騒音の問題で周辺住民が
保育所設立に反対するからという理由もあるそうです

反対されている方々も皆同じように赤ちゃんの時代があり
家庭や社会にお世話になり、また、老後を支えてくれる
貴重な子どもたちを育む場なのですが、
残念でなりません

それにしても、電車やバスでは煙たがられ
伸び伸び遊ぶことすらできず、すっかり迷惑な存在に
なってしまったのはいつからなのでしょうか

イルカや象など社会性の高い動物は
親が面倒を見られないとグループの他の大人が面倒をみます

つまり現在の日本は、社会性という点で野生動物より
退化していると言わざるを得ません

このような状況に、顔見知りで託児や送迎を頼り合う
「アズママ」をはじめ、各地でママたち同士の助け合いを
サポートするサービスが立ちあがっています

孤軍奮闘する母親たちをつなげ
近隣のコミュニティ内で支え合う仕組みです

育児をしたことのない年配の男性が多くを占める
権力者層の方々には理解しづらいことなのかもしれませんが
いかに人材を産み育てやすくするか
もっと本腰を入れて取り組んでほしいものです

<ツクシが出てきました>