今日は予定では紅白戦をやるつもりでしたが、生憎の天気によりグランドも回復しなかったので午後から中区で練習を行ないました。昨日のミーティングが言葉だけで終わらないように、行動で、プレーでそれを証明する事を目指して時間を空けずにやりたかったので活動出来た事がまず何よりでした。
練習前には代表にも早く来てもらって、一緒にメニューの中身、狙い、意図、考え方などの統一をしました。どういう意味を持ってこのメニューをやるのか?どこを促すのか?どこを意識させるのか?などです。それをきちんと細かくやった後に練習前には1,2年生のリーダーを集めて同じようにメニューと中身の説明をしました。昨日のミーティングをやって良かったものとする為にも、今日のプレーはすごく大事である事や今日は中区の4人の6年生が練習参加をしてくれたのもあって『そのメンバーがどのように終えるか?』も大きな成果として残るんだという事を伝えた上でトレーニングを開始しました。
まずは全体でのリフティングです。
ここでは『感じる→観る』というステップアップを狙っています!ボールに集中をしていても何となく周りは見えます。それは『関節視野』と言いますが大体の人にそれはあります。でも、関節視野では人の表情や細かい部分は分かりません。それは『観る』という動作で確かめる事になります。しかもそれを動きながら、ボールを扱いながら出来れば相当すごい選手だと思うし、だからこそこのメニューでもその『すごい事』を目指してやってほしいのです。成功して満足、ではなく常にもっと良くなるように、上を目指して、という発想を持ってがんばってほしいと思います!
そこからはコーンを使ってのドリブル、フェイントの練習をいくつかやりました。どういう場面で発揮出来るのか?は後の4対4でよく分かったと思うし、相手の位置によってフェイントも使い分けられるようになってほしいし、その『使い分ける材料』はこういう時間に覚えてほしいと思います。
そこから簡単な1対1をやりました!
これは、『抜く』という目的ではなく『マークをはがす』というイメージです。相手の逆を突くような狙いで体を使って逆をとる練習でした。最初はゆっくりだったり、小さな動作でなかなか相手の逆を突けない子が多かったけど、しばらくやっていくうちにうまく成功をしたり、コツを掴んできた選手も増えてきました。どうしてもうちの選手は相手を背負うとそのプレッシャーに負けるシーンが多いけど、こうやって自分ではがせるようになれば焦らずにボールを持てると思うし、その為にも全員が成功をするような時間にしていきたいと思います!
その次に変則の4対4をやりました!
最初にまずルールを説明してからチームを分けて勝負してもらいました!5分間を3回やって、合間にはチームでミーティングもしながら検証したり、良くなるようにがんばってもらいました!
1本目を終えてからはみんなの意識も強く変化をした事もあって、2本目、3本目、最後はチームを変えた4本目は非常に質も高まり、本番のような気持ちで取り組んでくれてました。厳しいんだけど、汚くないという事が正しく出来ていました。だから『熱いゲーム』だったし、これは練習の中で出来たのはとても良かったと思う。
練習の最後には小学生に感想を言ってもらったけど、最初の緊張感から練習中のみんなからの関わりをもらってがんばれたというように楽しいだけではなく、厳しい部分も一生懸命にやる姿勢は伝わっていたと思います。外から見ていても楽しいと感じれるだけの前向きな雰囲気があったのは事実だし、やっている選手同士の達成感も強かったみたいです!
ただ、良かっただけに最後に倉庫の掃除の話もしましたが、『どこでも良いと思った事は出来る人間に』なってほしいのです。昨日のミーティングでも話になったように、出来る事がファルコでしか出来ない事では意味がないのです。どこででも出来る事に価値があります!出来ないのは自分が自分の意思ではなく、周りに合わせているだけだからです。各自の意思をきちんと持って自分の意思でチームを助けられる人間になってほしいと思います!
明日は北播磨カップがありますが、みんながチームの為に何かが出来る試合を楽しみにしています!!