今日は朝から加西の泉中さんで北播磨カップの初日が行われました!

テスト期間あたりから全員が揃わない日ばかりで今日も二人が休みとなりましたが、今全員でやろうとがんばっている事に向けて今日もがんばりました!天気も良くてサッカーをする事には最高の日だったし、こうして会場を当番でやってくださるチームがあったりする事の感謝の気持ちは忘れてはいけないと思います。自分達が成長というものをする為の時間は常に用意されていて、その時間をどれだけ大切に使えるか?という事を常に意識してがんばってほしいと思います。

まずは自分達でスタメンを決めてもらいました。金曜日のミーティングで決める基準の確認をしたりして、各自が『何を?どのように?』がんばっているか?その上で、それがチームの為になっている事か?という事まで考えてもらいました。今日もよく分かったけど、チームの為いプレー出来ない、自分の事しか考えられない選手はやっぱりサッカーというスポーツは出来ないと思います。ピッチに立つのは簡単ですが、チームの中に入って一緒にプレーをするという事はそんなに簡単ではないという事ですね!

今日の相手は泉中さんと別所中さんでした!

試合だから・・・という事で特別に何かをするのではなく、『試合という場で何が出来るか?』という確認やチャレンジをしてほしいのです。我々はサッカーというスポーツを使って一人の人間としてを高めていこうとしている事を忘れてはいけません。今日も一緒に帯同してくれた堀金コーチとも見ながら一緒に話していた事ですが、やっぱり試合が始まり、プレーをすると『一生懸命になって』という言葉で片付けてしまうのは簡単で『それ以外何も考えていない』というほうが問題だという事です。狙いがあり、目的がある中でがんばる必要があるのです。それがない『ただのがんばり』はやらされているだけで自分の中に疲労感しか残らない事を自分達大人が教えないといけないのです。

どうしても今日も保護者の方々が多く見てくださる事があるし、その時にどういう目で見てくださっているか?も大事!結果云々ではなく、『我が子がチームの為にどうしているか?』を見てほしいのです。ここは先日の総会でもお話させてもらったのですが、子供が育つという事は『自身が経験をして気付く』という事です。経験の前にあれこれ言っても分からないという事を大人側が理解をしなければなりません。

子供達が自分達でやっていく中で見つけていく価値をゆっくり確実に手に入れようとしているこの時間を一緒に見守っていってほしいと思います!

試合はなるべく少ないタッチで出していけるようにみんなが関わるのをテーマ、目的にしていたようですが前半は主将に聞いても納得いくような内容ではありませんでした。だから後半はどんどん交代をしたし、それはテーマがボヤけたメンバーが出るならば誰が出ても同じ、だからです。スタメンをみんなで話し合って決めたのだったら、そこへのこだわりが一番出ているメンバーでないといけません。その事は1試合目が終わってから話をしました。

サブ戦が行われている間のスタメンだったメンバー達の態度。。。

慢心により、チームをサポートする行動など一切ない状態。それで『みんなで決めた』とか言ってるのはおかしいという事も言いました。スタメンではなかったサブのメンバーがスタメンに入れなかった事で各自が努力をするのは分かるけど、そしたらサブの試合はスタメンは何も見なくて良いのか?もう自分達のほうが上なのか?サブにチャンスはないのか?という事をもっと考えようよ!という事を話し、チームがチームである事を再度強調しました。

サブ戦も相手をしてくれた両チームのおかげで良いトレーニングが出来たし、その中で多くを気づかせてもらえました!

スタメンだけが偉いとかではなく、自分がサッカーをする機会がある時にどのように向き合うか?という各自の考え方で決まります。自分よりもうまい、下手なんて上にも下にもいっぱいいます。そこと比べてたって自分が負けてる、勝ってる、だけで終わり。成長とは『今の自分自身を高める事』です。スタート地点が勝負ではなく、社会に出て立派な大人になって社会に貢献している時が勝負なのです。一人一人が今という時間にきちんと向き合っていけば必ず良かったと思える時間になるし、スタメンだの勝利だの、結果でしか評価出来ない人間は簡単に潰れていくだけです。トレセンだの、肩書きを求めるのではなくがんばった結果に肩書きがついてきた、という自分になってほしい。だからスタメンに入れない選手も『スタメンになる為に!』ではなく『自分を高める努力をした結果スタメンになれた』という形を目指してほしい。もちろん『自分を高めるという事はチームの為に出来る事が増える』という事も忘れずに・・・。そうすれば結果は全て自然とついてきます!

2試合目はスタメンがゴロっと入れ替わりましたが、それでも各自の良さは出ていました!!ただ、『チームの貢献をする』という意味では『自分の事にしか余裕がない状態』だった事も事実です。それは経験をする中で分かってほしいのです。チームを救うという事はチームの為に力を発揮する事です!自分の特徴をチームの中で活かす事です。

試合という場は相手がいるから気付ける事が多いのです。その中で出来た事が本物であり、頭が真っ白になるというような選手はそれだけ普段から何も考えずに与えられた事をこなしているという事です。チームの為に動けている選手、気付く選手も増えてきました!準備も片付けも、誰に言われるでもなく会場の為にきちんと動けるようになっています。自分達が常にそうやって周りの誰かに力を借りて好きなサッカーがやれている事を一生忘れないでいてください!そして、その事を自分が一生懸命サッカーというスポーツを使って自分を高めているという姿で恩返ししていきましょう!

明日もみんなで協力してがんばってほしいと思います!!会場をしてくださった泉中さん、対戦をしてくださった別所中さん、ありがとうございました!!