「みんなの認知症予防ゲーム」リーダー養成講師認定試験事業を開始

NPO法人認知症予防ネットとして、初めての大きな1歩をこの3月18日に、踏み出しました。
昨年5月の総会で新規事業を開始する事に議決を頂いて、準備に3月までを要したことになります。

先ずは、新規事業を担当していただく適任者に、理事に就任して頂く所から始めて、外国勤務から帰国されるのを、待ちました。
新規事業と言うのは、2025年問題を黙視出来ないという自覚の下、「みんなの認知症予防ゲーム」のリーダ−さんを、積極的に増やすため、リーダ−を養成出来る講師を認定しようとするものです。ありていに言うと、講師認定試験体制を整える地固めから始めたのでした。

従来は予防教室が各地で増えるようにと願うだけで、リーダー経験者にはフォローアップ研修をしませんでした。新事業はリーダー経験者を一段上の、リーダーを育てる講師として世に送り出そうとするものです。講師資格試験を受験することによって、フォローアップ研修の効果も得られ、予防ゲームの役だつ場が広がるのです。
試験制度を、NPOの責任において実施する、これが今年度の新規事業です。

第1回の試験は、無事に終わりました。初めての試験制度ですから、試験官側も、受験する側も、緊張があったと思います。
試験はペーパーテストと、実技試験と、口頭試問の三本立てです。初めての受験者は、目出度く合格されました。講評やディスカッションも大きな成長のステップとなったはずです。

是からは希望者を募って、講師を認定することで、超高齢社会に貢献していくNPOの覚悟です。