昨日は試合の後はそのままナイター練習を行ないました!!

試合に出たメンバーは少し軽めで終わるようにしたのですが、他のメンバーは今自分がやるべき事をもっと真剣に考えないといけない時でもあります。試合自体も到底自分達が目指しているものとはかけ離れていたし、納得のいくものではなかったにも関わらずどこか安堵感みたいなものがあって『よくやったほうだよ』ってまるで言い聞かせているような、そんな雰囲気でした。もっと変えないといけないって雰囲気はまるでなく、練習前の時間も敢えて長く与えていたにも関わらずその時間を有効に使うどころかまた『ダラダラ感』だけでした。

このメンバーがいつまでも成長しないのは『楽をしている状態=楽しい』と勘違いしているからです。それが本当に楽しい事であるならば最初からサッカーなどせずにソファでくつろいでテレビでも見ていれば良いのです。言わばそういう事の真逆の事をやっているみんなが楽しさを獲得するのは、『仲間とがんばる事、仲間と乗り越える事』しかないのです。

ここに来て、その為に全力で取り組む事が『大前提』のはずなのに、やりたい事をやって過ごしてしまう弱さ・・・・。そら勝てませんよ。

練習でいくら周りの為にがんばろうとしても、『練習は練習、試合は試合』と割り切った考え方をする時点でもう価値はないし、結局練習そのものが『練習の為の練習』で終わりって事。繋がらない事は価値がない。それは何にでも同じ。

仲間も、ボールも、やり方も、考え方も・・・・繋がらない単発なものはサッカーでは魅力に繋がらないし、価値に繋がらない。全てが『自己満足』の世界。変えていきたいものです!

そういう話を最初にした上で、この日もトレーニングに励んでもらいました。何もまだ分からない1年生にも『自分達が自分達で選んだ場所』という責任感を持ってやってもらう事は絶対に必要で、その姿勢こそが『今出来る周りへの感謝、親孝行』である事を理解してほしいのです。

この日のトレーニングは前半は全員でしっかりとやりました!

経験を経て、色々分かってきている人間と、まだ未経験の人間。同じ天秤にかけるのは無理な話。1年生に3年生と同じがんばりを要求するのは無理だという事。ただし、勘違いしてほしくないのは、1年生が心からがんばろう、うまくなりたいという気持ちで取り組めばその経験というものが誰よりも早く、多く得られる訳であぐらをかいている2,3年生なんてすぐに追い抜いてしまうという事。だからこそ、『本人次第・考え方次第』だといつも言ってるのです。

年を重ねたら良くなっていく『だろう』と思っているような人間は身長ぐらいしか伸びません。それよりも『今やるしかない!今、何が出来る?』と自分で思いながらやれている人間はその場、その瞬間から良くなっているのです。だからタイミングなんて誰にでも、いつでもあるという事です。

人任せなどせずに、自分自身で獲得する事を一日でも早く習慣にしてほしい。

がんばろうと思う事も、がんばってみる行動も、自分がやるしかありません。

コーチに言われ、親に言われ、先生に言われ、主将に言われ・・・・それから起こしたアクションは『自発的』ではなく『ただの反応』です。リアクションなんです。
『追いかけているボールなんて奪えない』

と、先日の大会でも口を酸っぱくするぐらいメンバーには伝えた言葉ですが、そういう事なんです。相手のしたい事に対応、反応するのなんてよっぽどの能力がないと取れません。そうではなく、自分が先手になって相手のしようとする事を潰すような考え方が『守備の考え方』です。みんなが思っている守備って相手が何かをするのを守ろうとうする。だから守れない。攻撃も、守備も、サッカー自体が『先手でやれている時間帯が長いほうが強い』って事。当然の事です。

だから、試合も、練習も、学校も、家でも・・・・・

自分から何事もやりましょう!

今は、失敗のほうが多いと思います。未熟ですから。

でも、その未熟を自覚しないと何も始まらないという事。つまらないプライド、出来ていると勘違いしている心、明日からがんばろうと先延ばしする弱さ。それが成長を邪魔する要因。そこを越える為には、もう今、この瞬間から、『自分から』何かをしさない!!!待っているだけでは得られないものを獲得するのがファルコでやるべき事。

人、時間、物を『大切』に!!