季節のうつろい

4月19日(火) (%晴れ%)

深江公園の桜も過ぎ、造幣局の桜の通りぬけも終わると

拙宅の小さな庭にも春がやってきました。

まず、中央のモミジがあかい芽を吹き、手前のツツジが

咲き始め、そして奥のヒラドが咲くと春爛漫です。

左端の黄緑の葉の木は梅の木です、早春に紅白の花を

楽しませてくれました。

その木の枝に梅の実がなりました。

これからだんだん大きくなって、梅雨の頃になると

収穫できます。梅酒にでもしょうかな!

その梅の木の下にスズランが群生して咲いています。

今から約30年前、母が山路延子さん宅で頂いたもので

毎年株が増え、時期がくれば忘れずに咲いてくれます。

赤いツツジの横でひっそりと咲く白い花、白山吹です。

普通ヤマブキと云えば一重、八重の黄色のヤマブキを

思い浮かべます。先日ことぶき会の茶道教室に白山吹

が入っていました。黄色の山吹は使わないらしいです。

築山の松の下で群生して咲いているナルコユリです。

可愛い花ですね。花が済んでも葉が斑入りで美しいから

生け花に使えます。

宿根草で繁殖力旺盛でいくらでも横に広がります。

名前の由来は「鳴子」から来ているようです。

長い縄に板と竹を結びつけて沢山並べてぶら下げ

ゆらすと音がするようにした道具。

稲穂を荒らす雀などを追い払う目的に使う道具。

ユリ科の植物で「鳴子ゆり」。

(%エンピツ%) よしむら