無意識になるまで!加美スクール♪

今日は加美スクールの日でした!!

スクール前には恒例のゲーム対決をしましたが、今日は人数がそこそこに揃ってきた所から自分は外に出て見守るようにしました!子供達で作る空間、世界観を見たかったからです!最近4年生がすごく精神的にも成長したな〜って感じる事が多く、その成果をちょっと外から見たいと思いました。また6年生も全体を考えた声だったり、プレーの選択をする子も増えているのがすごいと思うし、こうした成長を観る時間はとてもうれしい気持ちになれるし、こういう部分を自分だけではなく本人や保護者の方々にも感じてもらえたらいいな、って思います!

今日は全員参加で出来たし、みんなが揃うとやっぱり活気があります。お互いに良い刺激を受けられる環境になってきているので、この空気を大事にしていき、全体で学びあえるような関係性にしていきたいと思います!

今日は最初はゼッケン3目並べをしました!!

非常に全員の頭の回転がはやくなってきた事で、勝負の中に『駆け引き』が出てきました。以前はひたすら置くだけだったけど、今はこう置いたら・・・って事が少し分かるようになってきています。さらに言えば『相手の攻撃を邪魔しながら攻撃をしていく』ような置き方や考え方が出来るようになるといいですね!まだ、中には勝利した事も気付いていない(要するに、偶然)子もいるので(笑) そういうのがなくなって、必然的に勝利出来るような各自になってほしいと思います!

その次はレベル6キャッチをしました!とても上達しているし、余裕も出てきています。今日も6年生は翔太くん、敦政くん、龍晴くん、拓海くんの4名も完全クリアをしてくれて4年生も慶悠くんが完全クリアという事で5名も成功させました♪6年生の慎平くんは残り一回の17回、雄策くんはレベル6到達の15回とまずは6年生全員が完全クリアする日も近づいてきているようです!!楽しみですね♪

次はリフティングをしました!!

最初は検定をしてもらって次はフリーの測定をしてもらいました!検定では、自分に出来ない壁にぶつかっている中、『自分がどうなっていて、どうすれば出来るようになるか?』をいかに考えるか?です。出来ない、出来ないって回数やるだけでは打破出来ません。どうしないといけないけど、自分は今どうなっているのか?を分かるようになる為にも見てもらう相手に教えてもらうとか、自分がどうなっているか?をまず発見する事ですね!そうすれば解決策は見つかるし、そういう作業を自分の手で出来る人間になってほしいと思います。もちろん質問をしてくる子にはアドバイスはしますが、簡単に答えを教えるのではなく『自分がどうなって失敗しているのか?』を絶対に考えさせます。そこからでないと次のアドバイスはしてもその場凌ぎで効果がないので、教え方も考えさせられますね、ホントに。

最後のフリーでは4年生の瑠くんが31回→43回と一人更新しました♪ですが、全体の一生懸命にやる空気の中でこそ出来る回数や記録だと思うし、みんなに感謝出来るといいですね!もちろんがんばった自分もそうですが、そういう考えも持てる人間になると成長速度は一気に上がると思います!

次はドリブルシュートをまずやりました!!

シザース(またぐフェイント)を入れてからシュートを決めるという単純な動作ですが、やはりスクール生の共通で気になるのが『シュートの意識が低い』という事です。抜いたさえ、最後のシュートはゴールに入れておけばいい・・・という感じの子がとにかく多く、ゲームでも狙ったシュートを外しまくっているにも関わらずこうしたトレーニングの際にそこを改善しようという気にはなれないのが、みんなを停滞させる要因だと思います。

だから、逆に言うと変化がある、成長しているという子はここの意識が繋がってくるという事です。試合で悔しい経験やうれしい経験をしたから『こそ』練習の意識が変わってくる。そういう選手が変わっていく要因だと思います。経験をした『だけ』の子はいくらやっても変化しないのはそういう事なんですね。

その後はパス交換をしました。ここでも、やっぱりパスという概念がなく『蹴っているだけ』という感覚の子が多い。全員ではないのですが、そういう考え方の子のほうが多いのが全体をダラダラさせるのです。物、時間、人を大事にする子がうまくなるといつも言ってるのですが、友達を誘う事だけでも声を掛けられないとか、聞こえているのに無視をしたり、なんて事が起きているぐらいですから加美スクールがまだまだな状況にある事はよく分かります。ただ、指導者としてはこういう部分が見えている事を分かった上で改善するのが役目ですからここからが指導の醍醐味だと考えています。

最後はまたゲームをしましたが、ここで気になってハーフタイムに話をしたのは、

むやみに『ごめん!』を言う子達です。

もちろんごめんという言葉は相手を傷つけたりするものではありませんし、不快なものでもありません。最後の最後までそんな話を子供ともしましたが、傷つけないから言っても良い、ではなく『意味の違う使い方をしている』という問題です。無意識にごめんと言ってしまっている子が多いのは、とりあえず謝っておけば良いという処理をされてきたとか、自分を守る為にとりあえず言ってるという所です。本当に悪い事をしたり、意図的ではなくても相手を傷つけてしまったのならばもちろん『謝る』為にごめんは言うべきですが、言葉よりも行動すれば問題ないって事です。

ごめん!よりも取り返そうって気持ちで動けばそれで良いのですが、ごめんって言えばそれだけで終わりにしているのが違和感だしそれこそ『言ってるだけ』なのです。それでは人との関係の中で信頼は得られません。うまく出来ないからこうして練習をしているみんなはうまく出来ないからって謝る必要はないのです。ただし!うまくなりたい気持ちを持って常にやるかどうか?です。それさえあればミス一回ごとに謝る必要はありません。それよりも、もっともっとうまくなりたい!!って気持ちを行動に出したほうが絶対にうまくなります。言葉よりも行動!!大事にしてください!!