指導者のカラー!コーチミーティング!!

今日は月一のコーチミーティングを行ないました!!

昨年からずっとやっているコーチミーティング。毎回全員が欠かさず参加をしてくれるのはとてもありがたいし、だからこそ毎回有意義な時間になっていると思う。毎回議題というものを用意してみんなで議論していくような形をしています。今回も最初はファルコの日程確認をしてから自分の中でみんなに聞いてみたい、議論してみたいテーマがあったのですがまずは全員からお互いに聞きたい、聞いてみたい話はないか?という事を振ってみましたが、全員それはなかったので今月も自分の議題をみんなで考えてもらうようにしました。

ファルコで『Fの会』という対話の会を開いていたのですが、今はこのコーチミーティングをそういった場にしたいと考えています。本当は一般の方々と対話していくような場にしたいのですが、まだまだ自分がそこまでの力量がないしもっともっと議論して話を奥深く詰めていけるような自分になってから広げていこうと思っています。だから今はこの一番身近で、一番時間を共有してもらっているコーチ陣と色々論議していこうと思っています!

今日は議題にあげたのは、

『どういう子を育てたいか?』

です!以前に『各自がどんな指導者(コーチ)になりたいか?』を質問した時はあります。ですが、今回これを質問にしたのにはもちろん理由があります。今年はエリート塾が人数不足で開催出来なかった事もあり、今はファルコのほうでスタッフには関わってもらっています。それぞれのタイミングで来れる時に来てもらっているのですが、そのやり方をしている中で『とりあえずグランドに顔を出す』という感覚ではお互いにメリットがないし、だからと言って普段ずっと来ていないから何も言う事はない、みたいに割り切られるとこれはこれでお互いに気を遣う事になります・・・。そこで、もっとコーチ同士が色々腹を割って話をしていくべきだと感じたし、その中で今回は指導者である事の意味という事もあるしそのテーマで議論していこうと思ったのです。

まずは自分から各コーチに質問をしていきました!

『社会に出て働いている今、自分が学生年代の時にやっておきたかった事って何ですか?』と。

各自に意見を出してもらいました。それぞれもちろん違いはあったのですが、そう思った理由や、出来るようになっておきたいと思った理由などを細かく探っていくと、やっぱり共通点というのはあるのです。当然ですが、社会人とは『社会に存在している人』であり、社会を機能させている人です。会社に雇われて、会社に動かされているだけの『会社人』が増えている今、やるべき事ってやっぱり『自分の考え、意思を持つ』という大切さです。ただ、意思を持ちました、考えはあります!だけで『我』を貫くだけでは孤立してしまい、集団(社会)を機能させる事は出来ません。。。そうなってくると、やっぱり機能させるのに必要なのが『人を思う・人を考える・人と協力する』って事になります。商品・製品って消費者の事を考えて作られます。どうすれば喜んでもらえるか?どうすれば役に立てるか?どうすれば売れるか?という事を考えます。その意見を取り入れたり聞いたりする事もやっぱり『コミュニケーション力』なのです。そこがやっぱり大事なんだという答えに達しました。

仕事の都合でなかなか現場に来れない智貴コーチ。
水曜日のスクールと金曜日に来てくれる宮崎コーチ。
金曜日と土日の試合に来てくれる堀金コーチ。
火曜日と金曜日、土日に来てくれる今中代表。

それぞれ頻度が違えば来れる場所も違うし、そういう違いがあるコーチがそれぞれの考えだけを子供に言ってしまうと子供が戸惑います。かと言ってそれを気にして何も言わないと子供にも、せっかく来ている自分にもメリットはありません。また主軸としてやっている自分(祐尾)の考え方に子供達を『合わせさせる』のも違います。それでは自分(祐尾)という存在をたてる為にコーチがいる事になります。だから、それぞれのコーチがそれぞれの言葉を伝えるのは良い事だし、かと言って『どうなってほしい』を押し付けてもいけません。

そうやって考えてもらった結果、それぞれのコーチの言葉で伝える事は前提ですが『目的を合わせる』事だけしっかりとやっていこう!って事を伝えました。コーチ陣も、正直何を伝えたら良いのか?分からない所もあったと思うし、これからは遠慮せずにやってもらえると思います。その為の良い時間になったし、中身の濃い話し合いが出来たと思います。みんなで議論して、一つの答えに繋がっていくのは良い事だしコーチ陣がこうしたミーティングをやっていけば自然と目の前の子供達も上手にやっていけると思う。子供が見ていない場所から良い手本になれる事を忘れずにスタッフもみんなで協力してがんばっていきたいと思います!