「NPO法人大山捕獲隊活動報告」(2016年6月10日版)

「NPO法人大山捕獲隊活動報告」(2016年6月10日版)

5月は、家屋侵入に伴い営巣被害が相次いで判明し、とんでもない捕りものに発展しました。

【通算176頭目】

◎天井裏へは、縦の樋を登ったり、立木を駆けのぼって屋根裏に侵入していました。
家屋侵入被害の報告と捕獲依頼を受けて出動。居宅・外周りで成獣1頭、天井裏営巣箇所で幼獣3頭を捕獲しました。

◎田植えが終わった田んぼの畦周りに、こんな足跡がついていませんか?
アライグマの目的は、カニやカエルの捕食ですが、田の中のワダチの水たまりで棲息する「カエルの卵」が特に狙い目のようです。また、「ザリガニ」もが好物で、頭部や尾っぽのカラが目立つようであれば、アライグマが徘徊しています。

◎倉庫やわら小屋や、非住家屋が付近にあれば気を付けて見て下さい。
1〜2月の交尾期から、平均64日程度の妊娠期間を経て、生まれた幼獣は現在の時期は目が見え始めて、ヨチヨチ歩きを始める頃になります。7月に入ると、体重が1〜1.5kgと大きくなって、親についてエサを捕る練習などを始め、徐々に手に負えなくなってきます。

※詳細はPDFをご覧ください。

■指導・監督:兵庫県森林動物研究センター

■活動支援:篠山市農都創造部

■後方支援:篠山市猟友会

【発行元】NPO法人大山捕獲隊 記載責任:西牧正美
 〒669−2803 篠山市大山上432 
 電話:079-596−0254(転送対応電話)