6月18日、新宿区立余丁町小学校にてセーフティ教室が開催されました。この小学校では毎年4年生が総合的な学習の中で「安全マップ」を作り、セーフティ教室で発表を行っているそうで、その見学と講評を行うために協会スタッフ1名が訪れました。この日は学校公開日とも重なり、1〜3年生の児童の他に多くの保護者様や地域の方々も、4年生の発表を聞きに会場である体育館に集まっていました。
チェックした場所は白地図に落とし込み、別の用紙に写真とコメント(なぜその場所をチェックしたのか)をまとめるという形のマップは、どれも力作でした。どのコメントも理由だけではなく「気をつけよう」とか「ここは通らないように」などといった注意喚起まで書かれており、読む側に伝えようという思いが感じられました。
発表も原稿を一切見ずに全員参加で堂々とした内容。見学していた1〜3年生も憧れの眼差しで真剣に聞き入っていました。地域安全マップを「作って終わり」ではなく「発表」によって多くの人に伝え、地域に還元しようという良い流れができています。
発表会終了後は保護者の方や地域の方々と簡単な意見交換をさせて頂きました。子どもたちの鋭い指摘に驚き、地域としても「安全」のために取り組んでいきたいといった声がありました。地域安全マップの活用法のヒントになるような、素敵な発表会でした。関係者の皆様、ありがとうございました。
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