今日は八千代スクールがありました!!
スクールの前には今日もフリーのゲームを行ないましたが、自分はあんまり手抜きというものをしません。負けるのはもちろん嫌ですし、子供に対しての『敬意』を持っているからです。一人の人間と相手をするという意味合いもあるので、自分は絶対に手抜きはしません。全力でやる、というのはまた違いますが本気ではやります。子供がもっともっとうまくなりたい、強くなりたいと思ってくれるように、がんばってもまだ越えられない壁というのを見せながらいつかケチョンケチョンにやられる日も楽しみにしているのです。
間違いなくやられる回数は多くなっているからこそ、もっと自分を良くする為の欲を出してほしいと思います。全力の先に成長がある。みんなの成長の為にコーチをうまく利用してください!!
スクールは最初にビンゴゲームからやりました!
こうすればこうなる
という『先の形』がちょっと見えてきた子もいます。まだ目の前だけの現象を追いかけてしまう子のほうが多いですが、それは仕方がありません。人間は見えるものを信じてしまうものですから・・・。ただ、育成のこの時期に『見えないものを追いかける為の考え方を与える』のも重要です。イメージさせる、夢を持たせる、目標を明確にさせる、など『先の事』を考える習慣も選手には大切にしてほしいと思います。
次はレベル6キャッチをやりました。
ここでも自分がどうやってボールを投げる、蹴ればどうなるのか?が分かるのが大事です。気付かないだろうけど、そうやって自然と考えるようになっているからこそ上達しているものです。今日は3年生の雄麻くんを担当したけど、当たり前にレベル1,2は失敗0回だったように、出来る事が増えているのです。当然だよ!と言えるには理屈を理解する力が必要です。自分は今どれだけの事に自信があるかな?と考えてみてほしいですね!
今日は4年生の朔弥くんが残り一回で完全クリアとなる17回でした!!4年生の琉華くんもレベル5クリアの15回と一気に上げてきました!!琉華くんはリフティングでも自分なりのコツを見出したようで、今後の変化も楽しみな一人です♪
次はリフティングでまずは検定をしました!!
ここでも『自分で出来ないと思わない』事が前提です。やれるようになる!と思う事。そして考える事!そうすれば出来ない事なんてありません。同じ課題、同じ検定をどのスクールでもやっていますが、出来る、出来ないというのは『気付く、気付かない』の差だと思っています。ひたすら回数をやるのではなく、何をどのようにするべきか?などに気付く、考えられると成長していきます。そうなるように自分は声を掛けていきます。
最後はフリーの測定をやってもらいましたが、ここでは記録を書きません。それは4年生同士同じ地区同士がお互いを気にしているだけで回数をごまかそうとしているからです。コーチにはそういうのはすぐに分かります。自分自身の回数なのに、イチイチ考えないと出てこないとか、周りの様子を伺って回数を言ってる時点で努力して、本当に自分が自信を持っている状態とは全く違います。自分のそういう態度、言動で『嘘をついています』というのがバレバレ。経験してきていますから。分かります。
回数が増えてうれしいのはコーチではありません。
自分が本当に自分の記録を更新した時にモジモジなんてしません。誰だって『よっしゃ!!』となるものです。言葉に出なくても表情に出るんです。4年生は友達の回数が気になって仕方がないようです・・。それって自分と向き合っていないという事ですから当然目的はズレてきます。
まぁ毎回みんなのテンションや考え方がプラスだったり前向きである事を期待している訳ではないし、それも含めて指導をしている自分ですから回数のごまかしなんて気にもしません。それで自分が『うまくなった気』になってもそんなのどこで通用するものでもないからです。後で困るのは自分。分かっているから敢えてコーチはみんなには言わないって事。ただ、言い方は違うけど『そんな事やってても誰も得しないよ』って事は常に言います。
いつ気付くか?なんです。全てはそこです!
ナイターで中学生を指導しても同じ事を感じました。うまくなる子ってやっぱり自分の考え方次第なんです。例え、大人から一番正しい事を言われたとしても『確かにそれが正しい!』と思うか?『なんでそんなん言われなあかんの』と思うか?では全く違いますよね?子育て、育成って言わば子供との駆け引きをする時間なんだと最近は思っています。
大人としての立ち位置で、必要な事を伝えながらもどう理解させていくか?の勝負。自分の言い方を言い切るだけでは伝わったとは言えません。自分の言い方を相手の立場になって言えるかどうか?です。今日変われる日に出来るかどうか?も自分次第!そんな事に気付ける選手をこれからも育てていけるようにがんばります!!