7月のコラボ談話室「私が長く続けていること」

7月2日(土)、コラボ談話室「私が長く続けていること」(話題提供:松本勲さん )を開催しました。参加者は18名(うち初参加3名)。松本さんは、長く続けていることを「健康」「仕事&社会とのつながり」「生きがい&楽しいこと」の3つの側面から、1)健康:大病をしてから野菜果物生ジュースを飲むこと、玄米中心の食事、「計るだけダイエット(NHK)」、深くゆったりした呼吸、爪もみ、空を見上げ自然を感じること、2)仕事&社会とのつながり:定年後就労支援活動を長くしたが、これを活かして障害者やシニアの雇用支援をしたい、3)生きがい&楽しいこと:前向きにトライして自分を責めないようにしており、美術鑑賞を続け、四国88箇所巡りをしたいと話題提供されました。そのあと、次のような談話が続きました。

妻の影響によって玄米中心の食事をしており、血糖値が下がり、夕方急にお腹が空かないなどの効果が出ている/食事は健康への配慮だけでなく楽しむ面もあり、個人差があるのでは?玄米の代わりに米ぬかを買って煎って食べている/松本さんが長く続けていることでは、紹介されたこと以上に、松本さんが「いつも笑顔であること」が素晴らしい/松本さんはいつも笑顔で人の話をじっくり聞いてくれる/人はそれぞれ違うから、即反論するのはやめて、まず話を聞こうと心がけている。プロのカウンセラーの本にあった「自分と関係ないことを切り離す」が役立っている(松本さん)

玄米などの菜食主義者はタンパク質をどう摂っているのか?/牛を殺さないでとれるタンパク質(=牛乳)を飲む人もいる/常に新しいことに興味が行くので、同じことを続けるのが苦手/泉丘校区の高齢者グループ「どこボラ」に参加してからいろいろな活動に参加し、退屈しない毎日。脳と身体が疲れると熟睡できる/早朝の約1時間、“今日はどんな美人に会えるかな”と夢見ながらの散歩とラジオ体操を続けており、血糖値の低減などに効果もある/若い頃行ったコンサートがきっかけでコーラスなどの音楽活動、文章を書くのが好きなので思いついたことを文章にすることを長年続けている/長続きするのは、好きでやっていると同時に、もっと上達したいと思うから/趣味など長くやっていることに終わりはないと思う/

マンション内でのコーラス、小学生の登下校持の見守りを行っているが、子どもと手をつないで歩くと本当に癒やされる/部屋で一人DJをやっており、近くの公民館で音楽イベントができないかと考えている。今日はその一歩を踏み出せないかとやって来た/お気に入りの場所・器でのコンチネンタルスタイルの朝食(トースト、紅茶、果物)をひたすら続けている/健康のために玄米を食べる人もいれば、玄米を食べると留置場を思い出す人もいる/毎日仏様に向かって拝んでいるが、お経の声で自分の健康度がわかる/好奇心が強いのか趣味が10年単位で変わり、今はウクレレとフラダンス

みなさん、それぞれ置かれた環境の中で、健康のための食事や運動、趣味、市民活動などを続けていることが伺えました。長く続けられることは、「好き」と同時に「もっと上達したい」という向上心が大きく働いていることもわかりました。

次回の予定は次のとおり
●と き:8月6日(土)10〜12時
●ところ:2階 集会場
●テーマ:「古典の楽しみ」 話題提供:藤原千恵子さん
中高校生の頃、古典は苦手だったのに、今やどっぷり源氏物語にはまっているという藤原千恵子さん。源氏物語を読むと、1000年前の人も今の人も、考えること・なすこと基本は変わらない。そして、日本語の美しさや、自然や色などに対する日本人特有の感性がわかると言います。あなたにとっての古典は何ですか?そこから何を学びましたか?お茶を飲みながら話しませんか。