うまくなる選手とは?八千代スクール♪

今日は八千代スクールがありました!!

3年生の朔弥くんが従兄弟の詩くんを連れて来てくれたのと、怪我でしばらく休んでいた5年生も復帰してくれたので一気に活気が出てきた感じでした♪ でも、やっぱり面白いと言うか世の中全ての事が必然的に起きているんだと感じるのが5年生の二人がしばらく休みの間に残りの5年生(帆希くん、準哉くん)が非常にリーダーシップを執れるようになっている事です。これまでは全体の中でどうしても卓くんが仕切っているような感じでしたし、そこに任せているような感じでしたが、自分達がしないといけない状況になった事で責任を持ってやってくれたと思います。だから今日の5年生チームで試合をした時に久しぶりだったけど、良い意味で卓くんばかりが目立つのではなくみんなが積極的になっているのが分かりました。

そして5年生がしっかりとしてくるとそれを観て3,4年生がまた成長していくのも今の八千代スクールの良い流れなので大切にしたいですね!

スクールは最初にせっかく新しい子が参加をしてくれたので、そのきっかけに最初みんなで確認をしたはずの『スクールでの5つのルール』について確認、話をしました。

残念ながら多くの子はそのルールを覚えていませんでした・・・。と言うより、それをまだまだ意識させてあげられていない自分の指導不足なのかな〜って課題に思いました。5年生はよく覚えてくれていたほうでしたが、やっぱり3,4年生はあんまり覚えていなかったし、それだけ『その場凌ぎ』な考え方になっている事を大きな課題として受け止めました。

ここを改善していこうと思ったし、今がこうだからダメとかではなく良くなる為の材料として捉えていきたいと思います!

スクールは今日はボール集めゲームからスタートしました!!4チームで先に3勝したチームの勝利でしたが、今日はみんなの頭がフル回転!!動きも抜群でお互いになかなか隙を見せずに気が付けば全チーム2勝で並ぶという素晴らしい展開に♪最終的に準哉くん、琉華くんチームが勝利しましたが、どこのチームも良い動きをしてくれました!!

次はレベル6キャッチをしました!!

毎回練習の時に言ってるのは、『絶対出来るという方法をみつけよう』って事です。たまたま、偶然って言葉は自分は好きではありません。そうやって成功して喜ぶ子供もいますが、そうではなく指導者として教えるべきは『成功も失敗も原因を自分で理解させる事』だと思います。自分で考えて成功も失敗もするという事。とても大事です!だから成長の速度はゆっくりでも、確実な成功をするようになってほしいのです。慌てずに考える時間をしっかりと持つ。そして余裕を持ってそれを見守る自分でありたいです。

今日は5年生の帆希くんがレベル6を完全クリアで2周クリアしてくれました♪ 5年生の卓くんと4年生の朔弥くんは残り一回の17回!!5年生の惺音くんは残り2回の16回!!4年生もレベル4の成功が増えてきているのは確かな成長として受け止めています!!

次はリフティングをしてもらいました!!

最初は検定をがんばってもらったのですが、そこでもお互いに『観る』事が原則です。一人で勝手にクリアをした!という事はありません。必ず観てもらって成功させるのが条件です。そして今日はこの事についても話をしました。

『一生懸命に観てあげる、応援してあげると自然とがんばる。そういう事が出来る子は自分も同じようにしてもらえる子なんだ』と。それが助け合いだと思います。誰かに助けてもらう事ばかりを望むのではなく、自分から何かを出来る人間になってほしい。そういう願いを持って自分は指導をしています。自分がうまくなっていく時に誰かに感謝出来る人間であってほしいですね!

最後はフリーの測定をやってもらいましたが、今日は4年生の朔弥くんが164回→173回と記録を更新しました♪3年生の詩くんも初回で15回とよくがんばっていたと思います。みんなで良い空気を作れている事も成果ですね♪

その後はドリブルをして、パス交換、最後はゲームという形にしました!

ドリブルでは近年よく見かける『一人よがりのフェイント』に満足してしまっている子・・・。否定はしませんが、『カッコつける事が目的』になってしまっている所がある。思った事が思った通りになかなか出来ないから活躍出来ないのが全ての選手の悩み。それを埋めていくのが練習。なのに、地道に出来る事を増やすのではなく見た目だけ派手な事だけやりたがる子はとにかく増えた。これはメディアの責任でもある。そういう派手なプレーを『うまい!』みたいに放映するからです。そうではなく、目指すのは『自分の思った通りに思った事が出来る事』です。狙った所に100%蹴れればそれだけで大きな武器になるし、思った通りに相手を抜ければチャンスになる。思った通りにボールを奪えたらチャンスに繋がるし、ピンチを防げる。そういう事が出来るように努力をしないといけない。派手な事を目指すのはサッカーをする人ではなく、パフォーマンスでお金を稼ぐ人がやる事。そういう目的がズレないようにだけ意識をしてもらっています。

最後のゲームもそうですが、うまくなる選手は『気付く』のです。何が出来るか?何をすれば良いか?どちらのほうが良いか?どこが危なくて、どこがチャンスか?など。気付く多さが良い選手の形。頭を使えず、その場に入り込む選手はあまり良いプレーは出来ない選手です。どちらになりたいか?よく考えて、普段から色々な事に疑問を感じたり、気付いたり出来るような生活習慣を身につけていくと良いですね!!