7月17日(日)。
大阪楽心会主催のお四国参りの
“番外編”としまして、
西日本最高峰「石鎚山」登拝をさせていただき、
おかげさまで全員無事で
終えることが出来ました(ー人ー)☆
(※標高1300メートル付近までは
ロープウェーで行けます)
個人的に、昨年七夕に既に石鎚山の頂上(弥山)までは
お参り済みなのですが、
更にそれより少し高い天狗岳
(標高1982メートル。弥山から天狗岳の往復約30分)の
登拝に今年こそチャレンジすべく、
弥山から私一人で雨上がりの濃霧の中、
ほぼ誰もチャレンジする人がいない中、
両サイド崖の間を歩き・・・
途中二度程「無理!行けない!」
「死ぬ!」と認識しつつも、歩み続け、
天狗岳に行くことが出来、
とにかく大満足でした〜っ(^0^)☆
天狗岳では、
この石鎚山や奈良の大峯山を開創した“役行者”の如く、
しばし「天空の住人」になっていますと、
40代の登山家スタイルのおにいさんが来られたので、
天狗岳に行った証拠写真を撮って頂きました。
その後、もたもたしながらも、
弥山までの来た道を戻っておりますと、
写真を撮って下さったおにいさんが追い付いて来ましたので、
どのように下ればいいのか分かりにくい箇所を
おにいさんに質問しました。
すると、
「うーん。ここはこうこうすれば、下りれますよ。」と、
まずはおにいさん自身が見本を見せて下さり・・・
長年の経験から培われたということが
すぐに分かる知恵で冷静沈着、
かつ的確に教えていただき、
無事その危険個所をクリアー出来ました。
ほんと、めちゃくちゃ久しぶりに
「この人(男性)ステキ〜・・・(*^^*)(ハートマーク)」
と見とれてしまいました。
また、私にも女子らしさが残っていたことに気づき、
ほっとした瞬間でもありました(笑)。
しばらくすると、
向こうから同じく登山家スタイル&
40代のおにいさんが2人やって来たのですが、
「こ・・・こわい〜、死ぬ!」と感情丸出し状態で、
私に「これどうやって、渡るんですかぁ!?」って
悲壮感満載で聞いて来られましたので、
「これは、岩にはいつくばるのではなく、
岩の上に平均台のように立って、
タッタッタ〜って一気に渡るんですよ。」と
淡々と教えて差し上げました。
すると「ぼ・・・僕は立てない!」って
ますますムンクの叫び状態になりながら、
はいつくばってゆっくりと
そこの岩場をクリアーされました。
ほんと、こんな根性(=即ち【肚】)ナシの・・・
(登山家の)格好だけイッチョ前な
「見せかけオトコ(人間)」は、
この娑婆に蔓延っております(呆)。
にしましても、
このような生死がかかっている大苦難「ここぞ」という時に、
【人間の本性】が包み隠さずあぶり出て来るということが、
天狗岳で出会ったこの3人の登山家の方々によって、
確固たる証明が成された・核心を得た次第です(ー人ー)。
そして私自身、どんなことがあっても、
平常心と「新しい自分」に向かってチャレンジし続ける
情熱を持って生きてゆきたいと改めて思いました。
(そのような人間になることが、
感情に流されない・見せかけの世界や妄想・幻想、
そして誰かの黒い思惑に騙されない
人格形成並びに魂の生成をするのだと考えます)
・・・さいごに、弥山から天狗岳との往復、
そして下界から石鎚山への往復の道のりは、
人が一旦死んであの世に行き、
そこに「でん」をついて、
生まれ変わって現世(娑婆)に
舞い戻って来るという感じがし、何とも不思議で、
そして爽やか&清らかな・・・
神恩報賽の気持ちを持って帰らせていただきました。
ありがとうございました。(^人^)☆