源氏物語 空蝉

8月1日 須磨現光寺で月1回の「源氏物語」勉強会の日です。
6,7,8月は「空蝉の巻」です。当日も、ものすごく暑い日でしたが、皆様お集まり頂きました。光源氏が、「帚木の巻」での雨夜の品定めで、男性3人から(中の品)に素敵な女性が多いと聞き、方違えで行った邸で出会った女性のお話です。夜、光るの君から逃れる為、衣を脱ぎ捨て居なくなって、後には蝉の抜け殻のような衣が残っていたと言うお話で,
題の「空蝉」の事です。

今日の朗読は「甲斐千浪」様です。

和歌 「空蝉の身を更へてける木のもとに なほ人柄のなつかしきかな」 光源氏

 「空蝉の羽に置く露の木隠れて 忍び忍びに濡れる袖かな」 空蝉