暑中お見舞い申し上げます。・・・シニア文化塾

〇受講生の皆様に
猛暑日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

・後期より、受講生のみの募集(聴講生制度は廃止)となります。(後期講座は、定員となりましたので締め切りました。)
(*右の写真は、8月10日午後1時過ぎ、京都・鴨川(下鴨神社近辺)の夏風景です。)

▲8月30日(火)より、後期「歴史コース」が開講します。(8月〜1月:全14講義)
▲9月1日(木)より、後期「文学・文芸コース」が開講します。(9月〜1月:全13講義)

相国寺(しょうこくじ)を訪ねる(8月10日am10時半〜12時半)
永徳二年(1382年)から10年の歳月をかけて足利義満によって創建。臨済宗相国寺派の大本山。桃山時代の豊臣秀頼が寄進の法塔(はっとう)は最古の建物で重要文化財。(法塔は、春・秋の特別公開期間しか拝観できないので、有名な狩野光信の天井画「鳴き龍」は見れず。)
(右の写真は、参道の松並木の奥にみえる相国寺の法塔。猛暑のせいか、来場者は少ない。)

**前期の講義で、「相国寺」が2回、取り上げられました**
・作家の水上勉は、11歳のとき、相国寺に奉公に出され、7年余り暮らしている。この時の体験は「雁の寺」などの作品で生かされるている。【3月10日の講義(文学・文芸)−「水上勉」と〈京都〉−(講師:瀧本先生)】
・幕末、薩摩藩が相国寺から土地を借りうけ、新たな藩邸を置く。…京都御苑に近く、薩摩藩の政治的な重要拠点となっていく。【3月15日の講義(歴史)−幕末京都の政治と寺院−(講師:笹部先生)】

「伊藤若冲展」の見学
相国寺内に、「承天閣(じょうてんかく)美術館」があり、伊藤若冲展が開催。
(*右の写真…右側は、「伊藤若冲展」のチラシ。左側に、美術館の案内と入場券。)
・展示期間:7月11日〜12月4日。
・入場料:一般800円(65歳以上は600円)

「伊藤若冲(1716〜1800年)は、相国寺大典(だいてん)和尚と深い交遊関係を結んでいた。」・・・「動植綵絵」30幅、『釈迦三尊像』3幅、「障壁画」、「襖絵」、「水墨画」などが展示され、、伊藤若冲の多くの作品が観賞できます。

*まだまだ暑い日が続きますので、ご自愛のほどお祈り申し上げます。