「動物園前駅」に古き良き“昭和”を想う

先日久しぶりに、

大阪市営地下鉄・御堂筋線に乗りました。

天王寺動物園のもよりの駅である、

動物園前駅のレトロなタイル画が

結構気に入っております(^^)♪

若かりし10〜20代の頃は、

このタイル画を見る度に「ダサい。」と

一蹴してましたが、時代が流れ、

私自身(の価値観)が変わって

「昭和の懐かしい雰囲気があっていい」と

認識するようになりました。

もしかしたら私が年をとり、

老いたからこう認識するのかも知れませんね(笑)。

御堂筋線・動物園前駅ホームのタイル画は、

“時代遅れ”という淘汰から生き残った、

古きよき「昭和遺産」だと私は感じております。

よくよく、タイル画を観察いたしますと、

同じ種類の動物が二匹以上でセットで描かれている

ものがとても多いことに気づきました。

二匹の場合は親子・夫婦で描かれており、

三匹以上は「仲間」で描かれているのだと思いました。

きっと昭和のタイル画を描いた人がその周りの人たちは、

一匹という孤独な動物を描こうという気はなく・・・

つまり、家族や仲間を表現したいと思い、

そして大切にされていたのだと感じました。

今回の目的地は、御堂筋線・本町駅界隈でした。

最近はあまり大阪市内に行かず八尾に引きこもっており・・・

「本町」と言えば「八尾の本町」をイメージします(笑)♪

昭和の全盛期(1970〜80年代)、

私の両親は大阪・本町にあった、

イギリスが本社の外資系の貿易会社で働いていて出会い、

結婚しました。

父親は若い頃より、

欧米との貿易に関心があり英語を話せて仕事しており、

母親は大阪の都会でOLになるのが憧れで、

それでその企業の受付嬢となりました。

大阪・本町とは、私にとっては両親の出会いの場であり、

「昭和の大都会」というイメージが強いです。

しかしながら私は、

大阪・本町という都会で仕事したいとか関わりたいとは思わず、

出来ることなら八尾にこもり仕事をし、

生活をしたいという価値観を持ち、

10年前に起業し、自宅事務所で仕事をしています。

自らの意思で都会に集い

その恩恵を受けていた両親から生まれた子供は

、時代の流れや性の違いにより、

都会を出来る限り避けたいと思い生きているあたりが、

時代の面白さ、多様性を感じます。

その一方で私の兄は今でも大阪市内で働いています。

その職場で兄嫁と出会いました。

私の妹は、大阪を出て、更なる大都会「東京」に行きました。

ほんと・・・同じ親から生まれ育っても、三者三様の人生であり、

そこに人間という動物の多様性と奇跡に近い

摩訶不思議さを感じております(%笑う女%)(%王冠%)