家族の戸惑い

認知症者の家族への教育「関わり方」を
何処かでしっかりお教えする場があれば〜
無いのが困ります。

私は母が認知症になった2002年の夏
〜スリーA研修会受講までの3ヶ月間は、
考えられないくらい「暗くて辛くて〜過酷」の想い出しかありません。

12月から2003年3月までの3カ月も、もちろん大変!
母とのかみ合わない毎日、今日の母への関わり方はどうしようか?
朝から怒っている母を見て、何に怒っているのか?
怒っている母に「甘い物」を持参すると「ケロッ」とご機嫌になる。
怒って居る事も忘れるのだろうか?

自分の心を表現できないって、辛いのだろう〜
認知症への道には入りたくない!

認知症の母を引き戻した経験のある私は、
いま、介護者としてどうしたら良いのか判らない方々へ
認知症者の心が理解できない〜教えて貰わないと理解できない!〜
方々へ、そのコツをお教えしたいと考えています。

しばらくストップしている
「母との毎日」を纏める作業に入ろう〜

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母が認知症に落ち、この運動をしていても
誰からのアドバイスも無かったのです。

私の愚痴を聞いてくれた友人が
「(時間がわからなくなった)おかあさん、可哀そう〜」
って泣いて下さったのです。

あ、この方、母の事も私の事も判って下さった!
その時は、心底嬉しかったのです。

木曜日の講座で、
ご主人が認知症の奥さまが
「夫の事も私の苦労も判っている方と出会った〜」と
私の話しに感動をしてくださいました。
・・・これで良いんだ〜
 私は関わり方がわからない人へのコツをお教えできれば〜

大きなことはできないけれど、家族や周りの方々へ
「認知症者への関わり方のコツ」を私の経験からお話ししたい。

スリーA増田末知子さんは、何かあるごとに
「母上様、如何ですか?大変でしょうが、どうぞ頑張ってくださいね」と
書き添えて下さいました。

そして、2度目の研修会(2010年)の申込みをしたところ
「何でまた来るの?」と聞かれました。

そのころの母の様子を話したところ、
「家庭でよくやっているよ〜貴女は、でもね家庭での介護にも
限界があるからね。暴力と下の世話が入ってくると、家庭では無理ですよ〜」
と仰いました。

母の暴力も、下の世話もしていない、まだ頑張れそう〜

その頃、コツを駆使して母に関わっていたのが、
私の気の緩みで「普通に接していた」のが原因で、
母の混乱をしょっちゅう招いていて、母も私も疲れ果てていました。

ブラッシュアップしようと思い立ったのです!
一からやり直して、良い関係が戻りました(^^)