アグリセラピー2011@太子【第8回】

7月23日(土) アグリセラピー@太子
夏のテーマ 『生命力を信じ、大きく成長する夏』

●午前 畑実習
サマータイム導入で迎えた空は夏らしく、8時半とはいえ厳しい暑さでした。

ナスやオクラはマルチを施してあったのでたくましくしっかりと育っていましたが、トウモロコシ、きゅうり、カボチャ、スイカなどは、草の勢いに負かされたのか、少し元気がない様子・・・。

それならば、お手入れするまで!と、みんなで草のお手入れをしました。
おチビちゃんたちも途中から参加してせっせと草引き。
おかげで、すっきりと清々しい畑になりました!

元気になってねー!と声をかけて畑を後にしました。

つるのあがってしまった、まだ成長途中の小さなスイカを収穫していただきましたが、これが意外にも美味しかったんです!みんなでニコニコいただきました^^

●午後 特別講義 「大西義治を学ぶ」
 〜林業家「森に生きる」自然と調和した生き方とは〜
この日は、日本の人工林の問題を解決すべく「きらめ樹」と名付けた皮むき間伐の手法を全国へ広める活動をしている、大西さんの特別講義です。

なぜ、日本の森は荒れてしまったのか?
世界経済や歴史なども絡んだ結果の日本の森の厳しい現実を知らされ、それでも「きらめ樹」がひとつの解決策として希望を持てる取り組みであることを信じ、コツコツと継続している大西さん。

未来の子供たちに「何もしなかった」ということだけは言いたくない。想いを持った自分ができることを最大限やり続けていきたい。大西さんの強い想いがその言葉から感じられました。

講義を終えて、受講生の方からは、

・自分にも、ちょっとした工夫で森を守っていくお手伝いができるんだ、と希望を感じた。
・何百年先のことまで見通して、今をどうするのかを考えていく大切さを知った。

といった感想が出ていました。

最後に大西さんを囲んで記念撮影。

未来の子供たちへ豊かな森を残していけるように、わたしたちもできることをやっていけばいいですね。

大西さん、貴重なお話をありがとうございました!