アグリセラピー2011@太子【第10回】

8月27日(土) アグリセラピー@太子
夏のテーマ 『生命力を信じ、大きく成長する夏』

●午前 畑実習
さて、問題です。
この大きな物体はいったい何でしょうか!?

そうです、ナスビです!
播州太ナスという固定種で、春に特別講座でお越しくださった牛尾さんにいただいたタネが元気に育って、こんなに大きくなったんです!

大きいものでは25センチ以上ありますが、皮も身もやわらかくて美味しい!と、すでに食べた方からは大絶賛いただきました♪

この日は秋・冬に向けて、ニンジンとほうれん草、シュンギクの種まきをしました。

前日まで雨が降ったりやんだりで土の状態はあまり良くなかったのですが、
太子の風の丸尾さんがトラクターをかけてくださっていたおかげで、なんとか種まきをすることができました。

草と寒冷紗で暑さ対策もして、お水もたっぷりあげました。
次回どれだけ芽を出してくれているのかが楽しみです!

さて、冒頭でご紹介した播州太ナス。
この日は大収穫でこんなにたくさん!

どんな味がするのか、ワクワクですね!恵みに感謝!

帰り際、ふとナチュラルガーデン(自然栽培畑)の土を触ってみると、ふっかふかのサラサラ!
オーガニックガーデンのほうは雨あがりで固くてポロポロしているので、余計にビックリ!
昨年植えたソルゴー、今年植えている大豆がきっと土を良くしてくれたんだね〜、という話をしました。自然の持つ回復力やたくましさを改めて感じました^^

●午後 特別講義 「西馬きむ子を学ぶ」
 〜あなたがつくる食と農の新しい生活〜

今日の特別講義は、西区神出町で、有機栽培農家を営んでおられる「ヘルシーママSUN」代表の西馬きむ子さんの講義です。

終始やさしい笑顔でお話をされる西馬さん。
随所に何気なく使われる「起きて半畳寝て一畳」など生活に根ざした言い回しも、わたしたちにはとても新鮮に感じられます。

畑の土の話からそこに生きている虫や動物の話、人とのつながりの話まで、生き方を大切にされている西馬さんだからこそできるお話を、たくさん聞かせていただきました。

受講生のみなさんからは、

・「農を通して西馬さんが培った生き方の話が心にひびいた。」

・「西馬さんのお話から感じる生き方は、アグリセラピーで学んできた生き方とまさに同じだと気づいた。」

といった感想が出ていました。

たくさんの元気と勇気をもらいました。
西馬さん、ありがとうございました!

さて、季節の移り変わりとともに、9月から講座も秋のテーマに移っていきます。じっくりとまたひとつずつ取り組んでいきましょうね。