皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。
今年は台風がたくさん発生しています。
大雨のところもあります。秋の安定した気候になるまで、しばらく辛抱の時です。
さて、人生において、しばしば何かに「成る」時があります。成長過程や、社会的なもの、個人的な節目、そして病気もです。
ムニュも１５歳で病気なって以来、それから、次に何に「成れる」のか、ずっと悩んできました。
社会復帰という形なのか、自分そのもののアイデンティティーなのか、または全く予想にもしない「何か」なのか。
次に何に到達して「成れる」のか、空白とも取れる陰鬱な時間を長年過ごしています。
結果、幾つもの「何か」には到達はしました。
ですが、それらをもって自分として何かに「成った」という実感は、少し薄い気がします。
何をもって「成る」というのか。肩書や職種のようなものなのか。社会が一方的に呼ぶ呼び方なのか。とても納得の行き辛い、悩ましい事だと思います。
ですが、何かには「成り」、周りからもだんだん認知されてゆく。
自分では予想外の何かに「成る」。
だれが何のために自分をこう成してゆくのか、右往左往しながらも、どたばたしながらも、何かに導かれるように、何かに見放されるように「成ってゆく」。
そして、その陰にある「成れなかったもの」。
今というときは通過点でしかありません。自分自身も、周りも、こうなったことにできるだけ寛容であってほしいと思います。自分がどう成れるかは、意図的ではないかもしれませんし、自由も効きづらいのかもしれません。
それでもこう「成った」ということに、小さく気持ち的に後押しをしてゆこうと思います。
ムニュ