皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

長い秋雨の時期もようやく終わりました。
これからあっという間に寒さが来るような気がします。
冬という閉ざされた時間が控えています。じっくりと内向きに備えてゆこうと思います。

さて、ムニュは普段特定の出場所に定期的に通うという生活ではないのですが、その時々の体調などに合わせて幾つかの出場所には顔を出しています。
結果、時には数か月ご無沙汰するような出場所もあります。
久しぶりの出場所に出る際は、もちろん緊張し、自分がそこでうまく立ち振る舞えるか、なにか不都合なことが起きないか心配になります。
ですが、大抵は、その場の「流れ」のようなものに乗ってしまうと、するっとまた前の様になじめる自分が居ます。
そして、その場にいらっしゃる人たちともお久しぶりとなるわけですが、その久しぶりに「会う」ということが、数か月の時間の流れを忘れるように自然なこともあります。つかみどころのないような共通の話題で話すこともあれば、久しぶりとは思えないほど短時間で深い話になるときもあります。
その「会う」という到達点に至るまで、各々がたどってきた日々、どんな環境でどんな刺激や負荷を受けて、何を食べて、どんな体調で、どんな出来事があってなど、決してすべてを語るわけではないのですが、顔を突き合わせると、また以前のようにつかず離れずの間柄になる。

ここにどんな力が働いているのだろうと思います。

出会い、覚え、忘れる、ということが人間関係の中で瞬いているのでしょうか。そしてまた「会う」ということで完全ではないですが「思い出す」。
人が人を認識する、会話するということが奇跡的なようにも思えます。そしてまた忘れ、次「会う」ときを待つのだと思います。
 ムニュ