「穴禅定(あなぜんじょう)」

10月22日(土)。

大阪府倫理法人会“異色の宇宙人トリオ”?(笑)

池内さん&加井さん&私とで、

徳島・上勝町にある慈眼寺

(じげんじ。四国別格二十霊場・第三番のお寺)まで行き、

そこの「穴禅定」という

一風変わった修行をして参りましたぁ〜(^人^)☆

その修業とは、

穴禅定専門の先達さんに案内・ご指導を受けながら、

自分の手に持つ蝋燭の明かりを頼りに

真っ暗で狭〜い鍾乳洞を通り抜けて行くという・・・

なかなか言葉では表現出来ない・

写真でも表現出来ない(なんせ、真っ暗ですので^^;)

修行であります。

かつてお大師さん(弘法大師空海)も御修行の、

由緒ある修行場なんだそうです。

この修業体験は2回目ですが、

今回も四苦八苦しながら、

先達さんご指導を頂きながら、

鍾乳洞をゆっくりと進んでいきます。

先達さんの口から聞こえる身体の動かし方をしないと、

前に進めない場所が結構あり、

先達さんの言うことを素直に聴いて

それを実践出来ない我儘・傲慢な人は、

前に進めなかったり、岩に頭などを強打したり、

持っている蝋燭で火傷したり・・・と、

いろんな命懸けの苦難が即★やって来ますっ(>0<)!

人様(天)の声を素直に聴き、

素直に実践することの大切さを、

この行ではストレート且つシンプルに

体感体得することが出来ます。

自分の日々の行いを反省懺悔したり、

目が見えることや自由に身体が動かせれることを

猛烈に感謝しながら、

一番奥・ちょっと広いところにある、

お大師像の前で蝋燭を立てて、

“お大師さん”を感じながら、

自分の未来への更なる精進を誓い・・・

そしてまた鍾乳洞の出入り口へと

せっせと戻って行く過程は正に、

人が一旦死に逝ってあの世に戻り、

そしてまた次の生へと生まれ変わる行となっています。

帰りのみ通る【胎内くぐり】は、

まさに母子の生みの苦しみを具現化したもので・・・

そして1時間半ぶりに見る太陽の光溢れる

この娑婆の世界は

【生命の歓喜〜生かされていることの感謝・神恩報賽の心境〜】、

そのものでありました。

またこれからも、ちょくちょくと

この穴禅定をしに参りたいと思います。

ありがとうございました(ー人ー)☆

【慈眼寺公式ホームページ】 http://www.anazenjo-jigenji.com/