私が、雑談以外に苦手なことの説明をちょっとずつしていきます。

●ニュアンスとか暗黙の○○とかいうのが分からない

会話は、同じ言葉でも、お互いの関係、前後にどんなやりとりがあったか、声のトーンなどで意味はかなり変わってきます。
例えば、同じ「なにそれ?」という言葉でも、上記の組み合わせによって意図するところはかなり変わってきますよね。
そういう言葉にならないニュアンスを読み取るのが苦手です。
例えていうなら、リアルな世界でも、つねにネットの掲示板みたいな不特定多数が書く文字情報のように見えている感じでしょうか。

暗黙の○○も苦手です。
明文化されたルールは律儀に守るので「マジメだねー」と言われますが、暗黙のルールが分からないので地雷を踏んでしまい、周囲を困らせたり笑われたりは数知れません。
あと、日本人の文化として「何かをいただく場合、一回以上エンリョしてみせてからありがたくいただく」とか、ああいうのも、どのへんまで間にうけていいのか分かりません。
(例えばオゴリとか、座席の座る場所とか)

したがって、「TPOをわきまえる」とかも、事前に準備できること(結婚式とか)なら分かりますが、とっさの場面だと分からなくて「普通こうだろ!」とか言われることも数知れません。
「普通」って何?とかなり悩んだ結果、「正解があるわけではないが、いまの場面ではこう振る舞うのがベター」ということらしいと悟りました。

逆に、言葉は得意です。言語化するのも、読解も得意です。
したがって、上記の言葉にならないような事項も、他の人に頑張って言葉で説明してもらうと理解できます。
「会話のきっかけレシピ」は、我が言語化の最たるものです。