今日は加美スクールがありました!!
元気に参加をしてくれた4年生メンバーが最初に来てくれるのでいつもそこから試合が始まります!コーチ対4年生という構図で試合をやるのですが、最近はコーチ相手にもなかなか慌ててくれないのでコーチとしては本気全開でやらないとやられてしまいます。みんながうまくなっていくのを肌で感じると非常にうれしい気持ちもありますが、やっぱり勝負をこうしてやっていると自分だってまだまだ負けたくない気持ちになります!いつの間にか汗びっしょりになって・・・一番興奮している自分を観て『あ〜子供よりも子供やな〜。。。』って思います(笑) そうやって冷静になって6年生が参加してくると一歩離れて見守るようにしています!そこで客観的に見ると6年生も本当に上手だな〜って思うし、この4年生達が2年後にはもっともっとうまいな〜って思えるようにしたいな〜。。。なんて未来図も描きながら見守りました♪
そこから全体が揃ってスクールを開始しました!!
今日もレベルキャッチから行ったのですが、3,4年生の5人が6人の6年生を『審査』しました♪ 自分の習いたい相手を捕まえて教えてもらう、という事をやりました。自分の目で観て、自分の頭で判断し、自分の言葉で質問をします。この関係性を作るとお互いに成長していくし、一緒にうまくなっていけます。この関係性が最近の少年団では減っているような気がするし、コーチが一方的に『教える』という形では子供はどうしても『学ぶ意欲』が減ってしまいます・・・。大人がそこに気付けるかどうか?です。大人の言葉は思っている以上に子供にとってはストレスになっている事があります。同じ事を言ったとしても子供同士なら大丈夫って事が多いのが分かりました。最近中学生からそれを学ばせてもらっています。だからこそ、自分が小学生を相手にする際も『自分が主役』にならないように心掛けています。あくまで子供が主役になれるように今日も子供との対話、様子を伺いながらやっていくようにしました。
そこからはリフティングを色々やりました!!
自分が何が出来るのか?どうやってボールを扱うのか?を考える事をやってもらっています!うまく出来なくてもいいから、『こうやりたい!』という気持ちを持つ事。考えを持つ事を大事にしてほしいと言い続けています。成功ばかりする事はありません。でも、失敗ばかりでも気持ちがもちません。持たせるには、失敗の原因だったり、成功のイメージを持てるようになる事です。
『あ・・・出来るかも知れない』
と思わせられるかどうか?です。これがない子供は『飽きる』という状態になります。子供一人一人タイミングは違いますが、今は4年生の熱意みたいなものがものすごく感じられる時なので、声の掛け方も工夫しながらやっていけたら、と思います!
そこから色々な事を各自の頭で工夫してもらうと、この習慣も慣れてきたので各自にも余裕が出てきていると感じます。うまく出来なくても変化しているのが分かるし、試そうとする姿勢も見えます。
4年生の中でコーチにも出来ない事をやれる子が増えてきたし、ビックリする機会が多くなってきました。この成長、成果を大事にしていくと子供も『コーチにも出来ない事が出来る』って自信になっていくと思うので子供のひらめきや積極性を大事にしていきます!!
最後はゲームをやりましたが、たまたま卒業生で中学3年生の英児くんが寄って来てくれたので一緒に参加してもらいました!!やっぱりうまいし、何より雰囲気が良い!初対面の子供達が必死にボールを奪いたい、奪おうと行ける雰囲気が良い!こういう人間性もずっと大きくなっても持っていてほしいと思うし、そんな英児くんとこうして今も話したり、サッカーを通して繋がれる事がうれしいですね!
英児くんは中学校はイルソーレで活躍しました!!
ファルコではありませんでしたが、彼も進路を選ぶ時に、きちんと自分の意思を伝えてくれた事を今でも覚えています。でも、自分にとってはいつまでも関われた一人として誇りに思うし、自分が育てるなんて事は一切やっていませんが、素直なまま、サッカー小僧のまま大きくなっている姿が本当にうれしい事だと思います。自分の意思を持ってサッカーをやる事が一番大事で、自分はこういう選手を育てたいと思っています!やらされるのではなく、自分でやる、自分が楽しむように出来る選手に!
その為に、いっぱいボールを触って、思うように扱って、仲間と協力が出来てって選手になれるようにこれからも一緒にがんばりましょう!!
違う子が参加してくれる刺激、ずっと大事にしていきたいと思います!!